タカハ劇団「美談殺人」延期公演開幕、高羽彩が手応え

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タカハ劇団「美談殺人」が、昨日12月16日に東京・駅前劇場で開幕した。

タカハ劇団 第17回公演「美談殺人」より。(撮影:塚田史香)

タカハ劇団 第17回公演「美談殺人」より。(撮影:塚田史香)

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タカハ劇団 第17回公演「美談殺人」より。(撮影:塚田史香)

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高羽彩が脚本・演出を手がける本作は、「人は美談に殺される」をキャッチコピーに掲げた新作公演。今年1月に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。今回の延期公演には、1月にもキャスティングされていたはえぎわの町田水城柿丸美智恵、高羽、劇団ラッパ屋の福本伸一が出演する。また、田中結夏が舞台手話通訳を担当する。

タカハ劇団 第17回公演「美談殺人」より。(撮影:塚田史香)

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物語の舞台となるのは、理想の死に様を人々に提供する“美談作家”が花形職業としてもてはやされている日本。幼い頃から貧しい暮らしをしている1人の男性と、日本で最も売れている美談作家の出会いをきっかけに、“美談”が世間を大きく揺るがしていく。

タカハ劇団 第17回公演「美談殺人」より。(撮影:塚田史香)

タカハ劇団 第17回公演「美談殺人」より。(撮影:塚田史香)[拡大]

開幕に際し、高羽は「今年一月に『美談殺人』の延期を決めてから、約一年。ついに初日を迎えることができました。一年の塩漬け期間に見合う作品に仕上がっていると思います。これだけ制作期間が長期になることもなかなかないと思いますので、たくさんの皆様に目撃していただけると嬉しいです」とコメント。また、「『社会と作品の距離感』なんてことがよく話題になりますが、『美談殺人』と社会の距離感はこんな感じです。ご覧いただいた方がどう感じてくださるのか楽しみでなりません」と述べた。

本公演では字幕タブレットが導入されるほか、明日18日14:00開演回には、最寄り駅である下北沢駅までの出迎え、および事前舞台説明会が実施される。上演時間は約2時間10分。公演は20日まで。

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タカハ劇団 第17回公演「美談殺人」

2021年12月16日(木)~20日(月)
東京都 駅前劇場

脚本・演出:高羽彩
出演:町田水城柿丸美智恵、高羽彩、福本伸一
舞台手話通訳:田中結夏

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