第28回OMS戯曲賞、大賞は山本彩「花を摘む人」

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第28回OMS戯曲賞の選考結果が発表された。

45作品の中から大賞に輝いたのは、山本彩「花を摘む人」。また、山村菜月「その桃は血の味がする」が佳作に選ばれた。山本には賞状と30万円、山村には賞状と10万円が贈られる。

1994年に創設されたOMS戯曲賞は、関西2府4県で活躍する劇作家を発掘すると共に、過去に受賞歴のある作家も選考の対象とした戯曲賞。今回の第28回では、佐藤信鈴木裕美佃典彦土田英生樋口ミユが選考委員を務めた。これまでは前年に書き下ろし・上演された作品を対象としてきたが、第28回は未上演作も応募可となっており、「花を摘む人」「その桃は血の味がする」は共に未上演作となる。3月には、受賞作品、選評、選考経過を収録した書籍が発行される予定だ。

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