「#チャミ」は、4年の開発期間を経て、韓国で昨年初演されたミュージカル。内気でモテず、何事もうまくいかないミホは、SNS上で“いいね!”をもらうことに喜びを感じていた。ある日ミホは、より多くの“いいね!”ほしさに、他人の写真を自分のごとくアップしてしまう。そんな中、ミホがSNS上に作り上げた存在の“チャミ”が現実世界に現れて……。今回の上演版では、剛力とDream Amiがミホ役とチャミ役を回替わりで演じる。
製作発表には剛力、Dream Amiをはじめ、キャストより
すでに歌練習がスタートしていることを明かしたDream Amiは「本作のポップな楽曲を聴いていると楽しくなるのですが、実際に自分が歌ってみるとすごく難しくて、苦戦しています」と練習を振り返る。韓国版の舞台を映像で観たという剛力は「観ているだけで元気になり、胸に刺さるものがいっぱいありました。2役演じる大変さはありますが、本番がすごく楽しみです」と期待を口にした。
ミホが思いを寄せるオ・ジニョク役の丘山は「今回のお相手役が、どちらもチャーミングな剛力さんとAmiさんで、さらに日替わりなので、今から楽しみです!」と笑顔。ミホに思いを寄せるキム・コデ役を演じる井阪は「素敵な方々と共演できて幸せです。落ちているゴミを拾って徳を積んできてよかったなと思います(笑)」と発言し、会場の笑いを誘う。丘山とWキャストでオ・ジニョク役を務める石井は「僕も道のゴミを拾ってきていたので、よかったです(笑)」と井阪の発言に同調しつつ、「剛力さん、Amiさんから憧れられる役ということで、素直にうれしいです!」とコメントした。なおキム・コデは、井阪と
全19曲が披露される予定の今作について、田尾下は「ラップ調だったり、ロック風だったり、K-POP的な楽曲もあり、舞台上がすごく華やかになると思います。飽きさせません」と自信を覗かせ、「日本版として、キャストの皆さんの等身大な感覚を生かしたい。Wキャストの役もありますが、それぞれのパーソナリティを大切にしたいと思っています」と目標を掲げる。また安田は、作品のテーマについて「SNSは本来楽しむためのものですが、“いいね!”ほしさに加工アプリを多用したり、現実の自分とのギャップに落ち込んでしまったり、『ストレスになっていませんか?』というメッセージが、笑いの中に隠されています。韓国発の作品ですが、日本でも世界でも通用する普遍的なテーマがあると思います」と思いを述べた。
さらに製作発表当日が七夕ということで、登壇者それぞれが自身の“願い”を発表する場面も。剛力は「たくさんの笑顔があふれますように」、Dream Amiは「チャミとミホのスイッチングがうまくいきますように」、井阪は「『#チャミ』を観て、たくさんの方が笑顔になりますように」、丘山は「魚介類が苦手なので、お寿司が食べられるようになりたい」、石井は「最高の舞台になりますように」、安田は「千客万来」、田尾は「『#チャミ』のメッセージが皆様に届きますように」、家村は「エンタテインメントが早く復活しますように」と、それぞれの“願い”をお披露目した。
最後に剛力は「Wキャストかつ2役なので、Amiさんやカンパニーの皆さんと支え合い、いろいろな化学反応を楽しめたら」と語り、Dream Amiは「本格的なミュージカルは初挑戦ですが、今日皆さんとお話していて、ありのままの自分で演じられそうだなと思いました。本番に向けてがんばります」と締めくくった。
ミュージカル「#チャミ」
2021年9月9日(木)~21日(火)
東京都 自由劇場
作・作詞:チョ・ミンヒョン
作曲:チェ・スルギ
日本版台本・演出:
日本語翻訳・訳詞:安田佑子
音楽監督:宮崎誠
キャスト
ミホ / チャミ: ※剛力彩芽とDream Ami、井阪郁巳と反橋宗一郎、丘山晴己と石井一彰はWキャスト。
キム・コデ:
オ・ジニョク:
ほか
※初出時、人名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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まあくん @makun20130714
【会見レポート】ミュージカル「#チャミ」Wキャストで2役務める剛力彩芽&Dream Ami「化学反応を楽しめたら」 https://t.co/c9PQaJ5ngr