「八木美知依・箏の世界 古から未来へと伝統楽器を導く」が、5月22日に愛知・愛知県芸術劇場 小ホールで開催される。
これは、伝統音楽の枠を超えた音楽を追求している“ハイパー箏奏者”の八木美知依によるリサイタル。愛知県常滑市出身の八木が、地元・愛知での公演に向けて思い描いてきたプログラムを2部構成で届ける。
前半は、八木が国際交流基金主催の中央アジア・コンサート・ツアーの移動中、ウズベキスタン・キルギス・カザフスタンの枯れた草原を見ながら作曲した「Song of the Steppes」や、世界中のジャズフェスで披露してきた「水晶の夢」などをソロで演奏。後半は、コントラバス・チェロを演奏するゲストの須川崇志と共にデュオを送る。
公演に向け、八木は「郷里・愛知でリサイタルを開催したいという思いが実現に結びつき、大変嬉しく思っています」と思いを述べ、「常に箏という楽器の未来にも目を向けている私の音楽を、ぜひお楽しみください」とメッセージを送った。上演時間は途中休憩を含む約1時間30分を予定。なお、本作は同劇場のミニシアターセレクション「ミニセレ2021」にラインナップされている。
なおステージナタリーでは「ミニセレ2021」の特集を展開中。同劇場の藤井明子プロデューサー、山本麦子プロデューサーがラインナップ作品への思いを語っている。関連する特集・インタビュー
八木美知依コメント
郷里・愛知でリサイタルを開催したいという思いが実現に結びつき、大変嬉しく思っています。
本公演では、私の活動の軸であり、東京や海外で評価をいただいている、箏の新しいサウンドを聴いていただきます。古典楽曲の演奏を通じて伝統音楽に興味をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、その奥深い世界に通じていながら、常に箏という楽器の未来にも目を向けている私の音楽を、ぜひお楽しみください。
「八木美知依・箏の世界 古から未来へと伝統楽器を導く」
2021年5月22日(土)
愛知県 愛知県芸術劇場 小ホール
21絃箏・17絃箏・エレクトロニクス・歌:八木美知依
コントラバス・チェロ:須川崇志(ゲスト)
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“ハイパー箏奏者”八木美知依のリサイタルが愛知県芸術劇場で(コメントあり)
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