高橋悠也が作・演出を手がける「TXT vol.2『ID』」が、6月に東京、7月に大阪で上演される。
TXT(テキスト)は、「仮面ライダーエグゼイド」「仮面ライダーゼロワン」でメインライターを務めた高橋と、東映によるプロジェクト。今回は、2019年に有澤樟太郎主演で上演された「SLANG」に続く第2弾となる。「ID」と題された本作は、“私たちは、本当に自分の意志で生きているのだろうか?”をテーマとしたSF作品。出演者は近日中に発表される。
高橋は「ID」について「近年、人工知能をテーマに扱った『仮面ライダーゼロワン』に携わった経緯もあって、新たな切り口からSFに挑みたいという思いのもと、本作を立案しました。デジタルIDの爆発的普及によって、僕たちの個人情報も顔も指紋もデータになった近代。はたして次は、僕たちの何がデータになっていくのか」と語り、「舞台は、自分が思い描く世界を限りなく100パーセントに近い純度で表現できる貴重な場だと思っています。まさに今の自分のIDともいえるような作品になりそうです」と期待を寄せた。
高橋悠也コメント
近年、特撮作品に関わっていることで縁が深い東映とのプロジェクト。
大変光栄なことに第二弾をやらせていただくことになりました。
2019年に上演した第一弾「SLANG」では、言葉というものをテーマに、
“僕たちの世界には存在しない言葉”を舞台上で作り上げる試みに挑戦しました。
第二弾は「ID」です。
近年、人工知能をテーマに扱った「仮面ライダーゼロワン」に携わった経緯もあって、
新たな切り口からSFに挑みたいという思いのもと、本作を立案しました。
デジタルIDの爆発的普及によって、僕たちの個人情報も顔も指紋もデータになった近代。
はたして次は、僕たちの何がデータになっていくのか。
舞台は、自分が思い描く世界を限りなく100パーセントに近い純度で表現できる貴重な場だと思っています。
まさに今の自分のIDともいえるような作品になりそうです。
そして何より、今回もとても魅力的で才能豊かなキャスト・スタッフが参加してくれることになりました。
一同、渾身の思いで、“僕たちの世界には存在しない何か”を舞台上で作り上げたいと思っています。
はたしてどんなものが出来上がるのか今から楽しみでなりません。
ぜひご期待下さい。
高橋悠也×東映 シアタープロジェクト TXT vol.2「ID」
2021年6月
東京都
2021年7月
大阪府
作・演出:高橋悠也
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私たちは本当に自分の意志で生きているのか?高橋悠也×東映「ID」上演決定(コメントあり)
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