青年団「眠れない夜なんてない」開幕に平田オリザ「タイムリーな上演に」

青年団「眠れない夜なんてない」が、昨日1月15日に東京・吉祥寺シアターで開幕した。

「眠れない夜なんてない」は2008年に初演され、2010年には韓国語版も制作された作品。マレーシアの日本人向けリゾート地にある日本人保養施設を舞台に、さまざまな思いを抱えた人たちが対話を繰り広げる。

作・演出の平田オリザは「緊急事態宣言下での公演となりましたが、期せずして『自粛』が背景にあるタイムリーな上演となりました。『皆さんで』と声をかけにくい状況ですが、お近くの方、通勤、通学の途上の方など、お立ち寄りいただければ幸いです」とコメントしている。

上演時間は約2時間。公演は2月1日まで行われたあと、5日から8日まで兵庫のAI・HALL、13・14日に三重・三重県文化会館 小ホール、18日から20日まで香川・四国学院大学 ノトススタジオでも上演される。香川公演のチケットは1月25日に発売される。