10・11月に東京・明治座で上演される舞台「恋、燃ゆる。~秋元松代作『おさんの恋』より~」の主題歌を、
氷川は主題歌について「初めてデモテープを聴かせていただいたとき、なんてせつない歌なんだろうと思いました。自分の心の底から気持ちを込めて歌えた作品で、人のことを好きになったり、その人のことを思う心が溢れ出ている詩とメロディーの世界に胸が締め付けられるような思いで歌わせていただきました」と語り、「素敵なキャストの皆さんなので、この歌がお芝居中に流れるのがとても楽しみです。舞台『恋、燃ゆる。』とともに、氷川きよしの歌もぜひ、ご期待ください」とメッセージを送っている。
「恋、燃ゆる。~秋元松代作『おさんの恋』より~」の出演者には檀のほか、
氷川、石丸、森から届いたコメントは以下の通り。
氷川きよしコメント
明治座さんの舞台「恋、燃ゆる。」の主題歌を歌わせていただくことになりました氷川きよしです。とても光栄ですし、舞台の主題歌を歌わせていただくのは初めての経験なので、この歌で、素晴らしいお芝居のシーンをさらに盛り上げることができたらいいなと思います。初めてデモテープを聴かせていただいたとき、なんてせつない歌なんだろうと思いました。自分の心の底から気持ちを込めて歌えた作品で、人のことを好きになったり、その人のことを思う心が溢れ出ている詩とメロディーの世界に胸が締め付けられるような思いで歌わせていただきました。皆さんも、ご自分のいろんな思いをこの歌と重ね合わせながら聴いて、お芝居の世界に入っていかれるんだろうなと思います。
素敵なキャストの皆さんなので、この歌がお芝居中に流れるのがとても楽しみです。舞台「恋、燃ゆる。」とともに、氷川きよしの歌もぜひ、ご期待ください。
石丸さち子コメント
秋元松代さんの戯曲は、本来、一文字も変更を許されません。変えることなど考えられない、劇作に賭けた人生の重みが一語一語にあります。
「おさんの恋」というテレビ台本を舞台作品にするために、今回は特別な許可を頂き、上演台本を手がけましたが、その延長線上で、主題歌を作詞するという大胆なことができたのは、氷川きよしさんが歌ってくださることが決まったからでした。
ジャンルを超えて独自の歌の世界を歩んでいらっしゃる氷川さんが、現代のお客さまと三百年前の恋の物語を結び、劇世界に一気に引き込んでくださる気がしたのです。
叶わない恋を叶える強い愛の物語に沿って書いた詞を、森大輔さんが今を生きる音楽にのせてくださいました。そして、届いた氷川さんの歌は、情感と情熱がほとばしり、まさにこれから創ろうとしている世界の香りがしました。歌い手の人生の重みを感じました。
「恋、燃ゆる。」を、新しい舞台として創る勇気や覚悟さえ頂いた気がしています。
森大輔コメント
「恋、燃ゆる。」という舞台にテーマソングを用意する計画はもともとあったのですが、僕自身は「物語そのものの持つ重みや激情を表現できる曲とはどんなものだろう?」と迷っていました。しかし、氷川きよしさんに歌っていただけると決まった瞬間から曲のイメージはぐんぐん膨らみはじめました。氷川さんの豊かな声の響きを自由に想像することで、思いきった楽曲を作ることができたと思います。
実際にレコーディングされた歌声は僕の想像をはるかに超えていました。それは音楽的な意味にとどまりません。石丸さち子さんの書かれた歌詞を行間まで表現しきるパフォーマンスは、真摯に音楽と向き合い続けてきた氷川さんの人間力そのものの顕れであると思えてなりません。
僕が感じたこんな想いを、一人でもたくさんの方と共有できることを願っています。
「恋、燃ゆる。~秋元松代作『おさんの恋』より~」
2020年10月19日(月)~11月15日(日)
東京都 明治座
原作:秋元松代「おさんの恋」
上演台本・演出:
出演:
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