ズンドコ節では「きよし！」に代わり手拍子が、氷川きよし公演が明治座で開幕

「氷川きよし特別公演」が、本日8月28日に東京・明治座で開幕した。

これは、歌手デビューから20年となる氷川きよしの座長公演。公演は2部構成となり、第1部では池田政之が作・演出を手がけるオリジナル喜劇「限界突破の七変化 恋之介旅日記」が上演された。劇中で氷川は旅役者の嵐恋之介に扮し、勇壮な舞や“あっ”と驚く変装などで観客を魅了。共演者には川野太郎、山村紅葉、曾我廼家寛太郎、真瀬樹里、西寄ひがしらが名を連ねた。

第2部の「氷川きよしコンサート2020 in 明治座」では、氷川が「箱根八里の半次郎」「大井追っかけ音次郎」「番場の忠太郎」や、昨年末の第70回NHK紅白歌合戦で披露された「限界突破×サバイバー」、そして「きよしのズンドコ節」などの楽曲を歌唱。なお新型コロナウイルス感染防止のため、観客は声援に代わって拍手やペンライトで会場を盛り上げ、「きよし！」のコールで知られる「きよしのズンドコ節」では、コールに代わって3回の手拍子が送られた。

コンサート終盤、氷川はひさしぶりに観客の前に立てたことを喜びながら「1カ月間、最後まで安全にやり遂げたいと思っていますので、どうか見守っていてください。今日は本当にありがとうございました｣と感謝を述べた。公演は新型コロナウイルス感染対策を行ったうえで、9月27日まで実施される。