「ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.2(オーパスツー) -大英帝国の醜聞-」が昨日7月31日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕した。
脚本・演出を
開幕に際し、ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役の
アルバート・ジェームズ・モリアーティ役の
上演時間は休憩ありの約3時間。東京公演は8月10日まで行われたあと、8月14日から16日まで京都・京都劇場で上演される。また10日の東京公演と16日の京都公演は、それぞれDMM.comにてライブ配信とディレイ配信を予定している。なおライブ配信がされるのは、両日とも夜公演のみ。また今作のBlu-ray / DVDが12月23日に発売されることも明らかに。公演期間中、特設サイトで予約が受け付けられている。
鈴木勝吾コメント
なにより劇場でまたお客様と一緒に舞台を共有できるという喜びに尽きます。ここまで作品作りとはまた別に、このご時世独特の対応を全員が真摯に取り組み今日まで歩んできました。生の空間で仲間とお客様と演劇をすることができる感謝しかありません。
見どころは難しいですが、演出・脚本の西森英行さんの頭の中にあるのだと思います。お客様が観たい見方で各シーン、この作品を楽しんで頂けたら幸いです。
“憂国”のモリアーティ。サブタイトルが大英帝国の“醜聞”ということで、今このご時世とも不思議とつながる無視できないテーマがたくさん織り込まれています。演劇という小さな革命をこの場所から感じ取ってもらえたら幸いです。そして「今この瞬間」を楽しむという演劇ならではの空間にどっぷりと浸かってください。
平野良コメント
約半年ぶりにステージ上でお芝居することに奇跡と感謝を感じています。私もエンタメに救われた1人の人間として、大切に愛しく毎公演を生きたいと思います。
前作を超える歌唱パートは見どころのひとつです。そして新しいキャラクターであるマイクロフトとアイリーン、この2人が新しく勢いのある風を持ち込んでくれています。なによりキャスト、スタッフ全員の演劇への情熱が、そこかしこに散らばっていますのでお楽しみに。
信じて待っていてくれたファンの皆様、まずは心より感謝申し上げます。私自身、またシャーロックとして生きられることがたまらなく嬉しいです。「この時代にやる意義」をみんなで話し合って大切に大胆に作品作りしました。ピアノとヴァイオリンの旋律と我々のパッションとのセッションを楽しんでいただけたら幸いです。
久保田秀敏コメント
こういうご時世ではありますが、舞台を上演できる有り難さと幸せを噛み締めています。キャスト・スタッフ含め、引き続き感染症拡大防止対策に万全を期して最後まで極上の謎をお届けしたいと思います。前回にも増してウィリアムとシャーロックの駆け引き合戦が繰り広げられる今作。僕が演じるアルバートも最大の駆け引きに打って出ます。「モリアーティ陣営」と「ホームズ陣営」のスピード感溢れる謎解き合戦は、心地良ささえ感じます。お楽しみに。
不安な気持ちが渦巻く中ですが、こうして皆様に作品をお届けすることができて本当にうれしいです。“モリミュ”の何重にも折り重なる音と謎の共鳴をぜひその身で体感してください。
大湖せしるコメント
舞台に立てる事のありがたさを噛み締めています。今まで当たり前のように迎えていた初日も“奇跡”なのだなとあらためて感じております。
この作品ではセットや照明や音響、ウィッグやお衣裳なども隈無く見ていただきたいのですが、その中でも「ミュージカルの素晴らしさ」を感じていただけたらと。歌とお芝居の融合により奏でる美しさ。一番の見どころだと思います。
このような状況の中でもエンターテイメントを必要とし、観てくださる皆様方の熱い想いがあるからこそ私達は存在できるのだなと強く感じています。皆様の心に焼き付くような作品としてお届けできるよう、努めて参りたいと思っております。
根本正勝コメント
このような状況の中、開幕まで来ることができたこと、今まで以上に特別な気持ちです。舞台の素晴らしさを感じつつ、最後まで生きていこうと思います。
歌にアクション、華やかさと残酷さ、腹の探り合い、各人物の背負っているものにご注目ください。
今日まで真摯に作品と向き合ってきました。このような状況でも劇場へ足を運んでくださる皆様に心より感謝です。最後まで「憂国のモリアーティ」の世界をお楽しみください。
「ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.2(オーパスツー) -大英帝国の醜聞-」
2020年7月31日(金)~8月10日(月・祝)
東京都 天王洲 銀河劇場
2020年8月14日(金)~16日(日)
京都府 京都劇場
原作・構成:竹内良輔
漫画:
脚本・演出:
音楽:ただすけ
キャスト
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:
シャーロック・ホームズ:
アルバート・ジェームズ・モリアーティ:
ルイス・ジェームズ・モリアーティ:
セバスチャン・モラン:
フレッド・ポーロック:
ジョン・H・ワトソン:
ミス・ハドソン:
ジョージ・レストレード:
アイリーン・アドラー:
マイクロフト・ホームズ:
アンサンブル:安島萌、荒木栄人、伊地華鈴、
ピアノ:境田桃子
バイオリン:林周雅
※高木俊の「高」ははしごだかが正式表記。
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