変わるものと変わらぬもの感じて、くちびるの会短編集「くちびるの展会2」

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くちびるの会「くちびるの展会2」が、5月16日から26日まで東京・新宿眼科画廊 スペース地下にて上演される。

くちびるの会「くちびるの展会2」チラシ表

くちびるの会「くちびるの展会2」チラシ表

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「くちびるの展会2」は、くちびるの会が送る短編集第2弾。今回は2018年の第1弾で上演した、地方の物流倉庫で働く5人の男たちを軸に描く「猛獣のくちづけ」のほか、成人してなお実家暮らしの兄弟の物語「実家の兄弟」、“大きなもの”に対して生活圏内で非暴力的な抵抗をする三人芝居「色鮮やかに、抵抗」の新作短編2本を、3本立てで上演する。作・演出を務めるのは、くちびるの会代表の山本タカ。出演者には薄平広樹、チーム・ギンクラの堀晃大、劇団献身の木村圭介、劇想からまわりえっちゃんの青沼リョウスケ、藤家矢麻刀が名を連ねた。

チケットは3月29日12:00に販売開始。上演時間は「猛獣のくちづけ」が約40分、「実家の兄弟」が約25分、「色鮮やかに、抵抗」が約30分で、各回3作品上演後にアフタートークが予定されている。

山本タカ コメント

2回目となるくちびるの展会です。
今回は、2018年に初演した「猛獣のくちづけ」を再演。
そして新作を2本上演する3本立ての公演です。
短編は、長編に比較して一つのテーマや、一つの関係性を密に描けるのが面白いと思っています。
前回の展会から、一年半。僕の中でも様々な変化がありました。
作風の変化、演劇に対する考え方の変化……。
3作品を通して、「変わるもの」と「変わらないもの」の両方を感じられるかもしれません。
ため息まじりの苦笑いで、声にならない悲鳴を、布団の中で叫んでみる。そんな作品群になりそうです。
全ての回でアフタートークを実施しますので、トークも含め楽しんでいただけましたら幸いです。
3作品の変遷を眺めながら、「これから」のくちびるの会にご期待ください。

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くちびるの会「くちびるの展会2」

2020年5月16日(土)~26日(火)
東京都 新宿眼科画廊 スペース地下

作・演出:山本タカ
出演:薄平広樹、堀晃大、木村圭介青沼リョウスケ、藤家矢麻刀

※2020年5月13日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で延期になりました。

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