ままごと「ツアー」「タワー」開幕、柴幸男が手応え「どちらの作品も自信作」

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ままごと「ツアー」+「タワー」が、本日1月25日に開幕する。

ままごと「ツアー」より。(撮影:石倉来輝)

ままごと「ツアー」より。(撮影:石倉来輝)

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ままごと「ツアー」より。(撮影:石倉来輝)

ままごと「ツアー」より。(撮影:石倉来輝)[拡大]

柴幸男が作・演出を手がける本公演は、ままごとの新作と旧作の2本立て公演。2018年に初演、全国各地で上演された、子供を亡くした女性の物語「ツアー」と、死んだ息子と出会った男を巡る新作「タワー」を上演する。大石将弘小山薫子は両作品に出演し、「ツアー」には新キャストの秋草瑠衣子、「タワー」には石倉来輝が出演する。

ままごと「タワー」より。

ままごと「タワー」より。[拡大]

開幕に際し、主宰の柴幸男は「『ツアー』はこれまでのままごとを踏まえた作品。『タワー』はこれからのままごとを見据えた作品。僕の演劇創作は柴幸男の個人名で長久手からはじまりました。今度は劇団として長久手から再びはじまることを嬉しく思います。どちらの作品も自信作です」とコメントしている。

両日とも「タワー」終演後にアフターイベントを開催。公演は明日1月26日まで、愛知・長久手市文化の家 森のホールにて。

柴幸男コメント

今年はままごと旗揚げ11周年です。
昨年は特に記念イベントなどは行いませんでした。
しかし、今年はやってもいいのではと考えています。
なぜなら、ままごとは今年から新たになるからです。
劇団員は増えません。
大きな公演があるわけではありません。
しかし、新たになります。
私たちは今年から新たな問題に取り組みます。
集団とはなにか。
集団の演劇とはなにか。
集団の未来とはいかようか。
今の私たちに答えはありません。
問いと解法の予感があるだけです。
しかし、私たちはまだ集えています。
今後は模索の結果として新しい演劇、新しい集団を発表できればと思います。
「ツアー」はこれまでのままごとを踏まえた作品。
「タワー」はこれからのままごとを見据えた作品。
僕の演劇創作は柴幸男の個人名で長久手からはじまりました。
今度は劇団として長久手から再びはじまることを嬉しく思います。
どちらの作品も自信作です。

※初出時、会場名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

この記事の画像(全11件)

ままごと「ツアー」+「タワー」

2020年1月25日(土)・26日(日)
愛知県 長久手市文化の家 森のホール

作・演出:柴幸男

「ツアー」

出演:大石将弘小山薫子、秋草瑠衣子

「タワー」

大石将弘、小山薫子、石倉来輝

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