「世界の創造を目撃して」アルディッティ弦楽四重奏団と小尻健太がコラボレート

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「アルディッティ弦楽四重奏団×小尻健太」が、兵庫・城崎国際アートセンターでの公開稽古を経て、本日11月30日に神奈川・神奈川県立音楽堂、明日12月1日に愛知・愛知県芸術劇場 小ホールにて上演される。

「アルディッティ弦楽四重奏団×小尻健太」兵庫・城崎国際アートセンターで行われたリハーサルの様子。(c)momoko japan

「アルディッティ弦楽四重奏団×小尻健太」兵庫・城崎国際アートセンターで行われたリハーサルの様子。(c)momoko japan

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本公演は、1974年にアーヴィン・アルディッティによって創設され、現代作品と20世紀初期の作品の演奏に定評があるアルディッティ弦楽四重奏団と、ダンスカンパニーOpto(オプト)主宰で、自身の作品のほか客演やオペラ、ミュージカルの振付など幅広い活動を繰り広げている小尻健太のコラボレート作品。曲目には、細川俊夫の新作「パッサージュ(通り路)弦楽四重奏のための」、西村朗による「弦楽四重奏曲 第6番<朱雀>」、ヴォルフガング・リームの「弦楽四重奏曲 第3番<胸裡>」「Geste zu Vedova ~ヴェドヴァを讃えて」がラインナップされた。

上演に向けて小尻は、「アルディッティ弦楽四重奏団とダンスの共演でそれらがどのような世界を創造するのか、ぜひ観客の皆さんが目撃者となっていただけたら幸いです」と、コメントしている。

小尻健太コメント

「アルディッティ弦楽四重奏団×小尻健太」兵庫・城崎国際アートセンターで行われたリハーサルの様子。(c)momoko japan

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「ヴェドヴァを讃えて」は、近年に作られた楽曲ということでプログラマーと組んで、現代的な方法で振付アイディアを思考し即興ダンスにするという新たな試みを行い、「胸裡」では、作曲された当時の冷戦下の東西に分かれていたドイツという時代の若者たちが胸に秘めた思いとはなにかと想像し、さまざまな感情と絡み合った「怒り」を軸に自身のダンス経験を振付アイディアとしてクリエーションに臨みました。
アルディッティ弦楽四重奏団とダンスの共演でそれらがどのような世界を創造するのか、ぜひ観客の皆さんが目撃者となっていただけたら幸いです。

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「アルディッティ弦楽四重奏団×小尻健太」

2019年11月27日(水)※公演終了
兵庫県 城崎国際アートセンター

2019年11月30日(土)
神奈川県 神奈川県立音楽堂

2019年12月1日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 小ホール

演奏:アルディッティ弦楽四重奏団
振付・ダンス:小尻健太

※小尻健太の「尻」はかばねに丸が正式表記。

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愛知県芸術劇場 @APAT_info

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