風が世界を旅する物語、ソノノチ“風景の演劇シリーズ”第1弾「たちまちの流」

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ソノノチ「たちまちの流(ながれ)」が、2020年1月16日から19日まで京都・京都芸術センター フリースペースで上演される。

ソノノチ2020「たちまちの流(ながれ)」チラシ表

ソノノチ2020「たちまちの流(ながれ)」チラシ表

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本作は、京都を拠点に活動するソノノチが“風景の演劇シリーズ”の第1弾として上演するもの。脚本・演出は中谷和代が手がけ、出演者にはソノノチメンバーの藤原美保、サファリ・Pの芦谷康介、香川由依、ヨーロッパ企画の黒木正浩、呉光倩、筒井茄奈子、ニットキャップシアターの仲谷萌、葛井よう子が名を連ねている。

上演に向けて中谷は、「本作品では、風たちが、光と影の織りなす世界を旅する、という様子を描くことにしました。この旅が一体どこに行き着くのか、誰にもわかりません。」「目指すものは確かにある、という強い気持ちで、今ここに立ち、共にまだ見ぬ風景に手を伸ばし続ける日々です」とコメントしている。

中谷和代コメント

ソノノチ2020「たちまちの流(ながれ)」チラシ裏

ソノノチ2020「たちまちの流(ながれ)」チラシ裏

「景」という文字には、光と影、という意味があるそうです。つまり「風景」という言葉は、風と、光と影で成り立っていたのです。
この数年、私たちは離島や山間部の集落、湖岸、川辺、などに出かけ様々な場所を取材しました。中でも人の手の入れられていない、数少ないまさにありのままの自然を眺めるうちに、それらは当然ですが一定の法則と性質を持ち、互いが関連しあい、独自のリズム、流れを持っていることに気が付きました。また、それを見る主体(ここで言う私たち自身)が、その場所を訪れ、つかの間関わり、その場を離れる、その繰り返し。振り返ると、まるで風のように旅をしているようでした。
そこで本作品では、風たちが、光と影の織りなす世界を旅する、という様子を描くことにしました。
この旅が一体どこに行き着くのか、誰にもわかりません。いつかこういう作品をつくりたい、という想い。創作する者としての希望であり、あこがれのような気持ちを抱えたまま、時にその場にたゆたい、時に駆け巡るように、旅を続ける最中です。目指すものは確かにある、という強い気持ちで、今ここに立ち、共にまだ見ぬ風景に手を伸ばし続ける日々です。

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ソノノチ2020「たちまちの流(ながれ)」

2020年1月16日(木)~19日(日)
京都府 京都芸術センター フリースペース

脚本・演出:中谷和代
出演:藤原美保、芦谷康介、香川由依、黒木正浩、呉光倩、筒井茄奈子、仲谷萌、葛井よう子

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