“存在のあり方問う普遍的な寓話”「タージマハルの衛兵」に成河、亀田佳明

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シリーズ「ことぜん」の第3弾「タージマハルの衛兵」が、12月7日から23日まで東京・新国立劇場 小劇場で上演される。

シリーズ「ことぜん」Vol.3「タージマハルの衛兵」チラシ

シリーズ「ことぜん」Vol.3「タージマハルの衛兵」チラシ

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シリーズ「ことぜん」は、“一人の人間と一つの集合体”の関係を題材にした3作品を、新国立劇場 小劇場で10月から12月にかけて連続上演する企画。第3弾となる今回はアメリカの劇作家ラジヴ・ジョセフによる「タージマハルの衛兵」を日本初演する。翻訳を小田島創志、演出を小川絵梨子が務め、出演者には成河、文学座の亀田佳明が名を連ねた。

舞台は1648年のムガル帝国、建設中のタージマハルの前。「建設期間中は誰もタージマハルを見てはならない」と皇帝からの命令があり、幼馴染のフマーユーンとバーブルはお披露目の前日、夜通しで警備についていた。警備中はタージマハルに背を向け、沈黙したまま直立不動しなくてはならないが、黙っていられなくなった空想家のバーブルは、フマーユーンに話しかけてしまい……。

小川は本作を「ダークコメディ」と紹介し、「初めてこの台本を読んだとき、『絶対にやりたい』と思いました。二人の主人公が繰り広げる、可笑しくもどこか哀しいやりとりは、『ゴドーを待ちながら』のウラジーミルとエストラゴンや『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』のロズとギルを彷彿させました。そして大好きな『ゴドー』や『ロズギル』のように、この本もまた、人間の存在のあり方を問う普遍的な寓話です。大好きな本で、大好きなキャストのお二人と作品を創れることを、この上なく幸せに感じています」とコメントしている。

なおステージナタリーでは、シリーズ「ことぜん」第2弾「あの出来事」の特集を展開中。特集では、演出の瀬戸山美咲と翻訳の谷岡健彦の対談を掲載している。

新国立劇場 2019 / 2020シーズン演劇 シリーズ「ことぜん」

2019年10月~12月
東京都 新国立劇場 小劇場

シリーズ「ことぜん」Vol.3「タージマハルの衛兵」

2019年12月7日(土)~23日(月)※12月2日(月)・3日(火)にプレビュー公演あり。

作:ラジヴ・ジョセフ
翻訳:小田島創志
演出:小川絵梨子
出演:成河亀田佳明

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