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「相対的浮世絵」土田英生が出演者に期待「アンサンブルとなるのが楽しみ」

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舞台「相対的浮世絵」稽古の様子。(撮影:斎藤杏香)

舞台「相対的浮世絵」稽古の様子。(撮影:斎藤杏香)

舞台「相対的浮世絵」より、稽古の様子と、脚本を務める土田英生のコメントが到着した。

2004年に土田率いるMONOが初演した「相対的浮世絵」は、事故で死んだはずの同級生を巡るコメディ。2010年にはG2演出で再演され、今回は青木豪の演出により上演される。土田は「僕の中ではこの作品はもう生き返ることはないのかな、と残念に思っていたところに、こうして再演の機会を与えていただいて、気に入っている作品なので本当に嬉しいです」と感慨を述べ、「今回の出演者の皆さんは、バラバラな文法を持つ人々。そんな5人が、稽古を経て本番までに演出の青木さんのタクトでひとつのアンサンブルとなるのが楽しみです」と上演に期待を寄せた。

主演を山本亮太(宇宙Six / ジャニーズJr.)が務め、出演者には伊礼彼方石田明(NON STYLE)、玉置玲央山西惇が名を連ねた。公演は10月25日から11月17日まで東京・本多劇場、22日から24日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて。

土田英生コメント

作品は上演されなければ生きていることにならない。なので、僕の中ではこの作品はもう生き返ることはないのかな、と残念に思っていたところに、こうして再演の機会を与えていただいて、気に入っている作品なので本当に嬉しいです。
この作品の執筆のきっかけは個人的な想いからのスタートでした。執筆当時あまり元気がなく、周りに対してどうせみんな俺のことなんか大事にしてくれない、自分が被害者だ、という思いがあった時に、それを吐き出すようにして書いたんです。ただ、その思いだけでは作品にならないので、過去と現在の入れ替わる登場人物たちの人間関係の中で、いろんな立場の人が両方正しい、というつもりで作品を仕上げました。なのでタイトルは、絶対的ではなく“相対的”であり、“浮世絵”は現世の図、という意味なので、社会や人間関係、という意味で付けました。
今回の出演者の皆さんは、バラバラな文法を持つ人々。そんな5人が、稽古を経て本番までに演出の青木さんのタクトでひとつのアンサンブルとなるのが楽しみです。
青木さんが主宰していた劇団「グリング」も会話劇が中心の作品だったので、シンパシー感じています。青木さん自身この作品で何をしたらいいか大半分かってらっしゃると思うんです。なので、これをどのように会話劇として仕立て上げてくれるのか本当に楽しみです。

舞台「相対的浮世絵」

2019年10月25日(金)~11月17日(日)
東京都 本多劇場

2019年11月22日(金)~24日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

脚本:土田英生
演出:青木豪
出演:山本亮太(宇宙Six / ジャニーズJr.) / 伊礼彼方石田明(NON STYLE)、玉置玲央山西惇

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