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“国を越えて共存”目指す「シアター・オリンピックス」富山でスタート

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鈴木忠志

鈴木忠志

「第9回シアター・オリンピックス」の日本での開催が、昨日8月23日に富山でスタートした。

日本とロシアで開催される「シアター・オリンピックス」は、鈴木忠志、テオドロス・テルゾプロス、ロバート・ウィルソン、ユーリ・リュビーモフ、ハイナー・ミュラーらにより1993年にギリシャで創設された国際的な舞台芸術の祭典。1995年からギリシャ、日本、ロシアなどの8カ国で実施されてきたが、2つの国で共同開催されるのは今回が初となる。

初日に先駆け、8月20日には東京都内で開幕式が実施された。式に出席した鈴木は「文化の異なる民族や国家、集団がどうやって共存していくか。どのような行為が、集団を存続させるのか。優れた芸術の課題として、そういったことを追求してきた」とこれまでの活動を振り返る。共同開催については「自国の文化だけでなく、国を越えて共存することで世界に貢献できないか、文化を発信できないか、という思いで2カ国での開催を提案した」と明かした。

「シアター・オリンピックス」は11月までロシア・サンクトペテルブルク、9月23日まで富山・利賀芸術公園、黒部市宇奈月国際会館「セレネ」、前沢ガーデン円劇場(野外ステージ)にて開催中。公演期間中には鈴木演出の「リア王」「サド侯爵夫人」「ディオニュソス」や、宮城聰演出「天守物語」、平田オリザ作・演出「東京ノート・インターナショナルバージョン」のほか、各国のカンパニーによる作品が披露される。

「第9回シアター・オリンピックス」

ロシア

2019年6月~11月
ロシア サンクトペテルブルク

日本

2019年8月23日(金)~9月23日(月・祝)
富山県 利賀芸術公園、黒部市宇奈月国際会館「セレネ」、前沢ガーデン円劇場(野外ステージ)

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