「うつつ~小松政夫の大生前葬~」が、10月31日から11月4日まで東京の中目黒キンケロ・シアターで上演される。これに先がけ、昨日6月18日に東京・仙行寺にて制作発表会見が行われた。
本作は、
小松は「生前葬をやる歳になったのか……」と感慨を述べつつ、「(本物の葬儀と違って)参列してくれた方の顔がわかるのでうれしい」とコメント。また自身の“持ちギャグ”が「65個ある」と明かし、「小松政夫の引き出しを全部ぶちまけるような舞台にしたい。でも最後はホロッと泣けるような芝居を」と目標を掲げた。
小松の妻役を演じる奈良は「日本の伝説のコメディアンである小松さんから、エスプリをいただきたいと思っています」と小松に視線を送る。“記憶回復センター”の職員役を務めるしゅはまは「小松さんのお肌がツヤツヤなのに驚きました! やっぱり生前葬はまだ早い!」と、その若さを絶賛した。
同じく“記憶回復センター”の職員役の岡元は、この日初対面となった小松に対し「本物だ! 小さい頃から見ていた小松さんが本当にここにいる!」と興奮気味に述べ、「(小松の)“最後の5人の女”の1人になれてすごく幸せ!」と喜びを口にする。そして小松の娘役を演じる棚橋は、小松とは2016年の舞台「リア王」以来の共演であることに触れながら、「こういった形でまたご一緒できて本当に感激です。精一杯努めさせていただきます」と意気込んだ。
ニセの娘役を務める帯金は、小松から「稽古場で一緒に探っていこうね」と声をかけられと言い、「感激しましたし、がんばろうと発奮させられました!」と振り返る。さらに小松のマネージャー役を演じる豊永は「小松さんとの共演は初めてですが、楽しみにしております!」と心境を明かした。
最後に小松は「これから生きていくには2000万円かかるそうじゃない。私は貯金や財産なんてありませんから、2000万円稼がないといけないんです。皆さんから香典(チケット代)をたっぷりいただきたい(笑)」と笑いを誘いつつ、「小松政夫の全部を出していく舞台にしますので、どうかひとつ長ーい目で!」と制作発表を締めくくった。
「うつつ~小松政夫の大生前葬~」のチケット先行販売は7月26日まで受け付けられ、一般販売は7月27日10:00にスタートする。
「うつつ~小松政夫の大生前葬~」
2019年10月31日(木)~11月4日(月・振休)
東京都 中目黒キンケロ・シアター
作:白崎博史
演出:遲塚勝一
出演:
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とり(tori) @tori3nt
昨日観た恋愛戯曲でもらったチラシの中に発見。う〜ん、観たいけど日程が厳しい。でも観たい…。覚書ツイート●小松政夫が“大生前葬”に気合い「全部を出していく舞台に」
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