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真風涼帆「8年前の経験をもとに」、宝塚宙組「オーシャンズ11」東京へ

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宝塚歌劇宙組「ミュージカル『オーシャンズ11』」より。

宝塚歌劇宙組「ミュージカル『オーシャンズ11』」より。

宝塚歌劇宙組「ミュージカル『オーシャンズ11』」の東京公演が、本日6月14日に東京・東京宝塚劇場にて開幕。これに先駆け同日、公開舞台稽古と囲み取材が実施された。

2011年に宝塚歌劇団星組が初演、13年には花組が再演した本作は、ハリウッド映画「オーシャンズ11」のミュージカル版。脚本・演出を手がけるのは初演、再演に続いて小池修一郎だ。

本作ではアメリカ・ラスベガスのカジノホテルを舞台に、詐欺師やハッカー、マジシャンなどさまざまな経歴を持つ11人の男たちが、ホテル王を出し抜いて金庫破りに挑む様子が描かれる。左右にスロットマシンが設置されたステージ上では、きらびやかな衣装を身に着けた出演者たちが歌い踊り、カジノホテルの華やかさを表現。劇中にはヒップホップダンスやラップ調の音楽も取り入れられるほか、大掛かりな金庫の舞台装置や、映像を用いた演出も盛り込まれる。11人の男たちによる華麗な詐欺の手口がどのように舞台で表現されるのか、ぜひ劇場で確かめよう。

今回は11年の星組新人公演でダニー・オーシャンを演じた真風涼帆、親友ラスティーを演じた芹香斗亜が再び同役に挑み、ヒロインのテス役を星風まどかが担当する。真風は長い手足を生かしたダイナミックなダンスやスマートな身のこなしで客席を魅了し、芹香はチャーミングな笑顔でダニーの相棒・ラスティーを好演。さらに美しい歌声を響かせる星風は、夫のダニーと新たな恋人テリー・ベネディクトとの間で揺れるテスを繊細に演じた。

舞台稽古終了後の囲み取材には、真風と星風が出席した。11年の新人公演ではダニー・オーシャンを演じた真風は、本公演では伝説のスリの息子ライナス役を務めた。これについて真風は「ライナスのときは(ダニーに)説教していただいているのに、新人公演でダニーになると逆にライナスに説教をするので、不思議な感覚だった(笑)」と当時を振り返る。このたび約8年ぶりにダニーを演じることについては「8年前に、柚希さん(当時の星組トップスター・柚希礼音)をお手本に演じた経験をもとに、お稽古場で小池先生にもアドバイスをいただきながら役作りをしてきました」と語った。

「『オーシャンズ11』が大好き」と言う星風は、自身演じるテスを「大人な女性」と紹介。東京公演に向けては「今回は宙組バージョンとして、新しく加わったナンバーもあります」と見どころをアピールし、「新たな『オーシャンズ11』を皆様にお見せしたい」と意気込みを語った。

上演時間は休憩30分を含む約3時間。公演は7月21日まで東京宝塚劇場にて。なお本作の上演期間中には、東京宝塚劇場内のCafe de Reposにて、作品にちなんだオリジナルカクテル「Vegas ベガス」とオリジナルノンアルコールドリンク「Ocean オーシャン」が販売されるほか、特別デザート「Oh! 酸酢いれるん!?」が提供される。ファンはぜひチェックしてみては。

※Cafe de Reposの2つ目のeは、アクサングラーブ付きが正式表記。

宝塚歌劇宙組「ミュージカル『オーシャンズ11』」

2019年4月19日(金)~5月27日(月)※公演終了
兵庫県 宝塚大劇場

2019年6月14日(金)~7月21日(日)
東京都 東京宝塚劇場

脚本・演出:小池修一郎
出演:真風涼帆星風まどか芹香斗亜 ほか

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