兵庫県立ピッコロ劇団「小さなエイヨルフ」演出は鵜山仁

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兵庫県立ピッコロ劇団「小さなエイヨルフ」が11月2日から7日に兵庫・兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホールにて上演される。

兵庫県立ピッコロ劇団第62回公演「小さなエイヨルフ」チラシ表

兵庫県立ピッコロ劇団第62回公演「小さなエイヨルフ」チラシ表

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鵜山仁

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本作は、ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンが1894年に発表した作品。町から数マイル離れたフィヨルドを望むアルメルス家のアルメルスは、数週間にわたる山への旅から帰ってきた。その翌日、妻のリータ、脚の悪い息子のエイヨルフ、アルメルスの妹アスタ、そしてアルメルスの前に鼠を海へおびき出し海底に沈めると言う、鼠ばあさんが現れて……。

演出を手がける文学座の鵜山仁は、「両親の愛と欲望の功罪を背負った少年『エイヨルフ』は、愛が憎しみに、そして憎しみが再び愛に立ち戻ろうとして、まだ見ぬ『神』の領域へ踏み込む道すがらの『つまづきの石』なのかもしれません」と分析しつつ、「そのうねりを、せいぜい苛烈に、優しく描き切ることができれば……二十五周年という壮年期を迎えるピッコロ劇団の力をかりて、若々しくも爛熟した『小さなエイヨルフ』を、是非実現したいと思ってます」と意気込みを述べている。

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兵庫県立ピッコロ劇団 第62回公演「小さなエイヨルフ」

2018年11月2日(金)~7日(水)
兵庫県 兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホール

作:ヘンリック・イプセン
翻訳:原千代海
演出:鵜山仁

キャスト

アルフレッド・アルメルス:岡田力
リータ・アルメルス:森万紀
アスタ・アルメルス:今井佐知子
ボルグヘイム:吉村祐樹
鼠ばあさん:橘義
エイヨルフ(声):亀井妙子

※出演者は変更になる場合あり。

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