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池下重大&大空ゆうひ主演、太宰治作品をちりばめた「グッド・バイ」開幕

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NAPPOS PRODUCE「グッド・バイ」より。(撮影:交泰)

NAPPOS PRODUCE「グッド・バイ」より。(撮影:交泰)

NAPPOS PRODUCE「グッド・バイ」が昨日6月21日に東京のザ・ポケットで開幕した。

脚本・演出を悪い芝居の山崎彬が手がける本作は、今年2018年に没後70年を迎えた太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」を下敷きに、太宰の誕生から自殺までを描いた作品。田島周二役を池下重大が務め、ヒロインの永井キヌ子と津島修治の2役を大空ゆうひが演じる。なお大空が男性役を演じるのは、宝塚歌劇団退団後初となる。

初日を終えた池下は「最初の音を出したなら、あとは休憩を含めた2時間20分を一気に駆け抜ける。これからの毎ステージが楽しみです。何が出るやら」と語り、大空は「いい意味で地に足をつけないで無重力空間を楽しみたいです」とコメント。また山崎は本作について「結果的に太宰作品をたくさん散りばめたような舞台になりました」と述べ、「『グッド・バイ』するにはまず出会わなきゃいけない。ぜひ劇場まで会いにきてください」と観客に呼びかけた。公演は7月1日まで。

池下重大コメント

パンフレットの鼎談で、大空ゆうひさんが今回の芝居のことを、音楽のライブをやるような感覚だと言っていましたが、初日を終えて、完全に同意します。最初の音を出したなら、あとは休憩を含めた2時間20分を一気に駆け抜ける。
これからの毎ステージが楽しみです。何が出るやら。

大空ゆうひコメント

一度舞台に上がったら何が起こるかわからない、まさに音楽のセッションのようなライブ感を感じています。
毎日、不安を抱えたまま、敢えて舞台に飛び出したい。
いい意味で地に足をつけないで無重力空間を楽しみたいです。その先に奇跡が、グッドバイがあると信じて!

山崎彬コメント

出逢いと別れ。生と死。幸と不幸。作家・太宰治と人間・津島修治。
太宰治未完の遺作「グッド・バイ」を元に彼の生き様を描こうとしたら、結果的に太宰作品をたくさん散りばめたような舞台になりました。
没後70年の節目に、この芝居をこの座組で打てることに運命的なものをちょっぴり感じながら、毎日「グッド・バイ」し続けます。
「グッド・バイ」するにはまず出会わなきゃいけない。ぜひ劇場まで会いにきてください。

NAPPOS PRODUCE「グッド・バイ」

2018年6月21日(木)~7月1日(日)
東京都 ザ・ポケット

原作:太宰治
脚本・演出:山崎彬
出演:池下重大大空ゆうひ / 原田樹里、永楠あゆ美、野本ほたる飛鳥凛、中西柚貴、春山椋、荻窪えき、異儀田夏葉

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