奏劇「『ライフ・コンチェルト』ある教誨師の物語~死刑執行までのカウントダウン」が、8月29日から9月3日まで東京・紀伊國屋ホールで上演される。
本作は、「あゝ、荒野」や「レッドクリフ」などの映画音楽で知られる作曲家・岩代太郎が、新たに試みるクリエーション。岩代が原作・音楽を手がけ、演奏と演劇の中間的な舞台芸術、“奏劇(そうげき)”の上演を目指す。
ベテラン教誨師の牧師・元村由紀夫とその後任となった塩野智嗣は、いつ刑が執行されるかわからない死刑囚たちと向き合い続け……。演劇部分を担う出演者には、
上演に際し岩代は「どうぞ新しいクリエーションの息吹をご覧下さい」と観客に呼びかけている。チケットは7月28日10:00に発売。なお本作は、コンサートバージョンの公演を、9月17日に予定している。
岩代太郎コメント
多くのサウンドトラックを手掛けながら、時には台詞よりも雄弁に語る音楽の有様を知り、新しい音楽の可能性を探求したいとの衝動を抱きました。台詞のように奏でられる旋律、旋律のように語られる台詞。
かつて「オペラ」の新しい可能性を探求した先に「楽劇」があったように、「演奏」と「演劇」の挟間で新しい可能性を探求したい。その想いから生まれた新しい舞台芸術のカタチを私は「奏劇(そうげき)」と名付けました。どうぞ新しいクリエーションの息吹をご覧下さい。
奏劇「『ライフ・コンチェルト』ある教誨師の物語~死刑執行までのカウントダウン」
2018年8月29日(水)~9月3日(月)
東京都 紀伊國屋ホール
企画・原作・音楽:岩代太郎
脚本:土城温美
演出:
出演:
演奏:岩代太郎(指揮・ピアノ)、東京フィルハーモニー交響楽団メンバーによる弦楽四重奏団、
※染谷俊之の出演は8月29日~31日、9月3日。
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