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堂本光一&井上芳雄の共通点は“カリスマ性”、2人の騎士描く「ナイツ・テイル」

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ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」製作発表より、左からデヴィッド・パーソンズ、井上芳雄、堂本光一、ジョン・ケアード。

ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」製作発表より、左からデヴィッド・パーソンズ、井上芳雄、堂本光一、ジョン・ケアード。

堂本光一井上芳雄らが出演する、ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」の製作発表が昨日5月31日に東京都内で行われた。

ジョン・ケアードの最新作となる本作は、ジョヴァンニ・ボッカッチョの「Teseida」、ジェフリー・チョーサー作「騎士の物語」、ジョン・フレッチャーとウィリアム・シェイクスピアによる「二人の貴公子」をモチーフとしたダンスミュージカル。王女エミーリアに恋をした2人の騎士を主軸としたストーリーが展開し、アーサイト役を堂本、パラモン役を井上、エミーリア役を音月桂が演じる。

会見にはジョン、堂本、井上、音月に加え、キャストの岸祐二大澄賢也島田歌穂、日本語脚本・歌詞を手がける今井麻緒子、振付のデヴィッド・パーソンズが登壇。日本初演のミュージカルを制作するのは今回が初となるジョンは、「Endless SHOCK」で座長を務める堂本と、ミュージカル界のプリンスとして人気を博す井上が共演を果たすことの喜びを語ると共に、「2人に共通しているのはカリスマ性。彼らには主役を務められる力がある。そんな2人に相応しいミュージカルが作れないかというオファーをもらったが、同等の力を持った2人の男性主人公が登場する作品を探すのは、実はすごく難しい作業だった」と裏話を明かす。

さらにジョンはシェイクスピア最後の作品として知られる「二人の貴公子」が成立した背景について説明しつつ、「原作に敬意を払いながら、現代にも通じるように書き換えた。セリフや音楽で作品の魅力を伝えることも大事だが、本作ではダンスの要素がかなり重要になってくる」と見どころを語った。

堂本は、井上がトニー賞の現地レポートをするため稽古に遅れて合流することに触れ、「ジョンの言葉を借りると、“この仕事よりも素敵な仕事”をやっているらしいじゃない?(笑)」といたずらっぽく笑い、「『いつか共演できるといいね』と芳雄くんと話していたことがついに実現できてうれしいです。明日からやっと一緒に稽古できるのが楽しみ」と井上に微笑みかける。また共演者たちに視線を送りながら、「右を見ても左を見ても素晴らしい方々ばかり。皆さんになんとか食らいついていきたい」と意気込みを述べた。

井上は自身と堂本が演じる役柄について言及し、「アーサイトとパラモンは友人であり親友でありライバルでもあって。僕も心のどこかで光一くんのことを『いいな』と意識していたところがありました。『Endless SHOCK』といったこれまでの活動でも素晴らしい功績をおさめている光一くんが、ある種未知の世界に飛び込んでくれたこと、本当にすごいなと思います。光一くんが一歩を踏み出してよかったと思える要素の一つになれたら」と展望を語る。

また、上半身裸になった堂本と井上が剣を構える本作のビジュアルを指し、「できあがったビジュアルでは筋肉をかなり盛ってもらってます(笑)。僕、筋肉が付きづらい体質で……」と井上が弱気な発言をすると、すかさず堂本が「筋トレのことだけは俺に聞いて!」と答え、会場の笑いを誘う。さらに井上は「今作がダンスミュージカルになると今伺って、『おっと? 聞いてないぞ?(笑)』ってなりました」とダンスが得意ではないことを明かしつつも、「とにかく楽しみながらやります」と笑顔で宣言した。

また「これまでは王子様の役をやることが多かったのですが、女性の役で帝劇に立ててうれしいです」と意気込む元宝塚トップスターの音月の言葉を受けて、堂本が「音月さんも騎士(ナイト)やったほうがいいんじゃない? 芳雄くんと僕と3人で戦う?(笑)」と提案して一同を笑わせる一幕も。続くシーシアス役の岸は「僕にとって伝説の歌手である歌穂さんを奥さんに迎えられるなんて、この上ない喜びです」と感慨深げに語り、ジェロルド役の大澄は「新人のつもりで楽しみながら、いろいろなものを吸収していきたい」と意欲を見せる。さらにヒポリタ役の島田は「ジョンさんと初めてお会いしたのは、日本初演版『レミゼ』のオーディションのときでした。彼は私の人生を大きく開いてくれた恩人です」とジョンに謝辞を述べると共に、「全身全霊で挑ませていただきます」と決意を明かした。また本日の会見では、舞台本番のため欠席となった上白石萌音のコメント映像も上映された。

ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」は、7月25・26日に東京・帝国劇場で行われるプレビュー公演を経て、27日から8月29日まで同劇場で本公演を実施。その後、9月18日から10月15日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演される。チケットの一般販売は6月23日に開始。

ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」

2018年7月27日(金)~8月29日(水)
※7月25日(水)・26日(木)はプレビュー公演。
東京都 帝国劇場

2018年9月18日(火)~10月15日(月)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

原作:ジョヴァンニ・ボッカッチョ「Teseida」、ジェフリー・チョーサー「騎士の物語」、ジョン・フレッチャー / ウィリアム・シェイクスピア「二人の貴公子」
脚本・演出:ジョン・ケアード
作詞・作曲:ポール・ゴードン
日本語脚本・歌詞:今井麻緒子
振付:デヴィッド・パーソンズ

キャスト

アーサイト:堂本光一
パラモン:井上芳雄

エミーリア:音月桂
牢番の娘:上白石萌音
シーシアス:岸祐二
ジェロルド:大澄賢也
ヒポリタ:島田歌穂

青山郁代、折井理子、小林風花、富田亜希、七瀬りりこ、原梓、藤咲みどり、水野貴以、神田恭兵、小西のりゆき、茶谷健太、寺元健一郎、照井裕隆、中井智彦、樋口祥久、広瀬斗史輝

ダンサー:石井亜早実、遠藤令、門間めい、今野晶乃、杉原由梨乃、知念紗耶、酒井航、東間一貴、西岡憲吾、練子隼人、畠山翔太、松野乃知

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