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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」主演の長谷川博己「すごいことを引き受けた」

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長谷川博己

長谷川博己

2020年に放送されるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の製作・主演発表会が本日4月19日に東京・NHK放送センターで行われ、主演の長谷川博己、脚本を手がける池端俊策、制作統括の落合将が登壇した。

NHKの大河ドラマ第59作となる「麒麟がくる」では、戦国時代を舞台に各地の英傑が天下を狙って戦う物語が展開。長谷川が演じる主人公・明智光秀のほか、織田信長、斎藤道三、今川義元、豊臣秀吉、徳川家康などが登場するオリジナルストーリーを池端が描く。

緊張した面持ちで壇上に上がった長谷川は「感動してます。こうやって写真を撮られて、すごいことを引き受けたんだなと実感してます」と心中を語る。10月から放送されるNHK連続テレビ小説「まんぷく」への出演も決定している長谷川は「連投という形になります。朝ドラの撮影が終わったあとにすぐ大河の撮影に入るとのことだったので、これは難しいかなと思いました。でも『夏目漱石の妻』(NHK土曜ドラマ)で池端さんとご一緒させていただいたとき、すごく楽しかったし、役者としていい経験ができたので」と、池端の参加が出演の決め手となったことを明かした。

大河ドラマ第29作である「太平記」の脚本を手がけていた池端は長谷川の印象について「人間の内面を表現できる俳優さんとしてピカイチ」と絶賛。また主人公に明智光秀を据えた理由を「陰のある人物と思われるかもしれませんが、実際はもっと魅力のある人物だったのではないかと。それを探っていきたいという思いが生まれたんです」とコメントした。

「麒麟がくる」というタイトルについて記者から尋ねられた落合は「麒麟は中国の伝説で王が仁のある政治を行うとき頭上に現れる聖なる生き物と言われています。その麒麟がどの武将の頭上に現れるのか。それを巡って、有名な武将たちがまだ若き頃の1540年代を描きたいと思っております」と解説。麒麟のイメージについて聞かれた長谷川は「ミステリアスなものがやって来る。何かが起きる前兆という感じでしょうか」と回答した。

文学座附属演劇研究所を経て、04年に文学座へ入座した長谷川は、退座以降も蜷川幸雄や川村毅、ケラリーノ・サンドロヴィッチが手がけた舞台作品に出演。近年は「シン・ゴジラ」「散歩する侵略者」といった映画に出演し、ドラマ「小さな巨人」「都庁爆破!」にも参加している。19年6月に開始予定の「麒麟がくる」の撮影について思いを巡らせた長谷川は「長旅になりますけれど、それを乗り越えたあとに人が見れないような景色を見ることができるのではと思いまして」と述べ、「光秀は三日天下ですが、僕はこれを乗り越えたあとに1年ぐらい天下が欲しいなと思っております」と茶目っ気たっぷりに話し、会見を締めくくった。

「麒麟がくる」は20年1月に放送スタート。なお19年1月には中村勘九郎と阿部サダヲが主演を務める大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」がオンエア開始される。

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