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悲劇から歴史とのつながり探る、わかぎゑふ新作・玉造小劇店「眠らぬ月の下僕」

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玉造小劇店「眠らぬ月の下僕」が、6月27日から7月1日まで大阪・近鉄アート館、7月3日から8日まで東京のザ・スズナリで上演される。

本作は「悲劇をいかに楽しく見せるか」をテーマにわかぎゑふが描き続けている、近代史を背景にしたシリーズの新作。恋人の俳優と旧ソ連に亡命した女優、岡田嘉子のエピソードが作中に盛り込まれ、かつてロシアと日本がどういう関わりであったのかが紐解かれる。

大学4年生の加賀見壮太は、彼女から「自分は日本人とは結婚できない」と在日4世であることを告白される。「そんな時代遅れな」と笑う壮太だったが、実際に彼女の家に行くと、あまりの文化の違いにショックを受け……。昭和初期のごく普通の一般家庭に生まれた若者が、自分がまったく知らなかった歴史と自分とのつながりを、発見していく様が描かれる。

玉造小劇店配給芝居vol.23「眠らぬ月の下僕」

2018年6月27日(水)~7月1日(日)
大阪府 近鉄アート館

2018年7月3日(火)~8日(日)
東京都 ザ・スズナリ

脚本・演出:わかぎゑふ
出演:野田晋市、うえだひろし / 桂憲一八代進一、小椋あずき、鈴木健介浅野彰一、美津乃あわ / 長橋遼也、松井千尋、コング桑田、わかぎゑふ

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