「だいすけお兄さんの世界迷作劇場」が、1月20・21日に東京・昭和女子大学 人見記念講堂にて開催された。
“だいすけお兄さん”こと
1月21日には囲み取材が行われ、公演を終えたばかりの横山が出席した。横山はこれまでの公演を振り返り「日本のいろいろな場所に行って、出会う笑顔や声援が毎回違うことに驚きました。観客席の子供たちや出演者のみんなで笑い合える空間を持てているということが幸せだなと思います」と感慨深げに述べる。
また本作に挑戦し始めた頃を回想し、「みんなで歌うミュージカルなので、どんな反応があるのかドキドキしていました。おそらくミュージカルが初めての子が多いだろうし、どうやって受け入れてもらったらいいだろうと。でもステージが始まると、子供たちがすごい集中力で観てくれたり、赤ちゃんも手を叩いてくれたりするのがわかって、本当にうれしかったです。『おかあさんといっしょ』を卒業してからも、子供たちに芸術を届けることができたのはとてもよかったです」と語った。
記者から「ファンから届いた印象に残っている声」について尋ねられると、「手紙だけでなく、ブログのコメントや『迷作劇場』で皆さんとお会いする機会が増えて、(ファンとの距離が)より近くなったような気がしています。やはり自分でも上手くいかなかったなと思うことや、不安に思うことがたくさんあるんですよね。元気でいたいのに、元気になれない瞬間とか。皆さんからのお手紙やメッセージに元気をいただいています。僕は育児をしているわけではないですが、育児でご苦労されていたり、元気がない方に力を分けていけるような人間に僕自身もなりたいなと思います」と抱負を述べた。
また12月16日に刊行された書籍「横山だいすけフォトブック げんきよ! とどけ! だいすけお兄さんの世界迷作劇場」について、「完成したものを拝見したとき『自分ってこんな表情をしているんだ』と。最初に見たときは、ただただ感動で言葉が出なかったです。こんなにいい本として形にしてもらえたんだなと。『迷作劇場』にかける思いや、今までとこれからの自分の気持ちを文章として残すことができました。『迷作劇場』に関しても自分が気づかないところを、新たに発見できました」とエピソードを明かす。
またパジャマ姿やスーツ姿を収めた自身の撮り下ろし写真について「横山だいすけの魅力を新たに引き出してもらった気がして。これはぜひ、多くの方に見ていただきたいなと思いました……と言いながらも少し照れくさいんですけどね」と照れ笑いを浮かべた。
最後に横山はフォトブックについて「2017年の横山だいすけの1年は、この本が物語ってくれているような気がしています」とコメントし、取材を締めくくった。なお「だいすけお兄さんの世界迷作劇場」長野公演は、3月18日に長野・まつもと市民芸術館にて開催。チケットの一般販売は1月31日10:00に開始される。
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