朝井リョウの小説「何者」の舞台化が決定。Love-tune / ジャニーズJr.の
就職活動に励む大学生5人を軸に、SNS上の人間関係や自意識に翻弄される若者たちの姿を浮き彫りにした「何者」は、小説「桐島、部活やめるってよ」で知られる朝井の直木賞受賞作。昨年2016年には映画化もされ、映画版では主演を佐藤健、脚本・監督を三浦大輔が務めた。
ミュージカル「魔女の宅急便」でトンボ役を務めた阿部が演じるのは、クールで分析能力が高く、友人から一目置かれている大学生・二宮拓人。また留学帰りの女子大生・小早川理香役には
上演決定にあたって主演の阿部は「初めての外部舞台の主演、そして『何者』の拓人役を演じると聞かされた時は、驚きと喜びが混じり合った複雑な気持ちになりました」と胸中を明かし、「拓人役を他の“何者”でもなく僕が演じて良かったと言って頂ける様に、拓人の人生を生きて全力で役と向き合いたいと思っています」と意気込みを語る。また演出の丸尾は「力のある方々に集まって頂き、素晴らしい『何者』の味付けが出来る事を確信している」と自信を見せた。
阿部顕嵐コメント
初めての外部舞台の主演、そして「何者」の拓人役を演じると聞かされた時は、驚きと喜びが混じり合った複雑な気持ちになりました。原作「何者」を読んでみて、拓人の第一印象は余裕がなく斜に構えていてプライドが高いと感じました。拓人は大学生であり就活生。僕自身も現役大学生なので拓人と分かり合えるポイントは多々あると思います。ですからよりリアルに大学生、就活生としての心の不安などを共感して貰えるように演じたいと思っています。
拓人役を他の“何者”でもなく僕が演じて良かったと言って頂ける様に、拓人の人生を生きて全力で役と向き合いたいと思っています。
丸尾丸一郎コメント
僕も就職活動をしたことがある。履歴書の長所を書く欄に「僕は味噌汁の味噌になれます。様々な具材をまとめあげ……」などと書いた気がする。舞台「何者」に沢山の素晴らしい具材が集まってくれた。主人公・二宮拓人を演じる阿部顕嵐さんとは初めてだが、拓人役に通じる繊細な雰囲気と内に秘めた熱い心を感じ、一緒に作り上げていく作業に今からワクワクしている。他にも、美山加恋さん、長妻怜央さん、鈴木勝大さん、宮崎香蓮さん、小野田龍之介さんと、原作にリアルな世代の力のある方々に集まって頂き、素晴らしい「何者」の味付けが出来る事を確信している。
朝井リョウ コメント
「何者」を執筆していたころとは、作品に出てくる“就職活動”や“SNS”等のキーワードを取り巻く環境は大きく変化しています。そんな中、小説、映画、舞台と作品自体も変化できる機会に恵まれたことをとても幸せに思います。キャスト・スタッフの方々が「何者」をどのようにアップデートしてくださるのか、期待しています。
舞台「何者」
2017年11月25日(土)~12月10日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場
原作:朝井リョウ「何者」(新潮文庫)
脚本:黒岩勉
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