“最後”で“始まり”の物語、玉城裕規&中村龍介が映画「メサイア外伝」を振り返る

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映画「メサイア外伝 -極夜 Polar night-」の完成披露舞台挨拶付き上映会が、昨日6月5日に東京・渋谷TOEIにて行われ、出演者の玉城裕規中村龍介長江崚行橋本真一小谷嘉一、監督の山口ヒロキが登壇した。

左から監督の山口ヒロキ、キャストの橋本真一、中村龍介、玉城裕規、長江崚行、小谷嘉一。

左から監督の山口ヒロキ、キャストの橋本真一、中村龍介、玉城裕規、長江崚行、小谷嘉一。

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玉城裕規

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本作は、連動するドラマCDと小説によって2010年にスタートしたメディアミックス企画、メサイア・プロジェクトの新作映画。サブキャラクターとしてシリーズを支えてきた周康哉と三栖公俊を中心に、裏社会で生きるスパイたちの友情が描かれる。

中村龍介

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周康哉役の玉城は「撮影が終わってから公開までの期間が、今までのメサイアシリーズの中で一番長かったから待ちました!」と制作期間を振り返り、一方、三栖公俊を演じる中村は「公開が楽しみだけど、終わってほしくないから始まってほしくないっていう気持ちがあります」と心境を語る。

長江、橋本、小谷の3人は、2月に上演された「メサイア‐暁乃刻‐」にも出演。橋本は「『メサイア‐暁乃刻‐』と(映画のストーリーが)続いてるから、新人3人で役をどう作っていくか話してて。でも、本編を観たら意外とつながってるなと安心感があった」と述懐し、小谷は「“メサイアあるある”で、台本が来てから自分がこんなキャラクターだってわかる」と笑顔を見せる。また長江は自身の役について「とんでもない役でしたね」とコメント。「まず設定をいただいて、自分たちの中で固まっていないうちに撮影が始まったからすごい悩みました」と苦労を明かした。

監督を務めた山口は「周と三栖は1作目ではテロリストの一員でしかなかったのに、2人の力でキャラが成長してきている。“2人の最後でそして始まり”がテーマだったので、それを描けるように心がけた」と本作にかける思いを語る。舞台挨拶の最後に玉城は「僕らにとっては思い入れのある大事な作品。これがたぶん最後(の出演)になると思うので、できるだけいろんな人に観てほしいと思います」と観客に呼びかけ、中村は「これからも続いていくであろう『メサイア』シリーズを最後の最後まで応援していきたいと思います。これからも作品を愛して、みんなのことを応援してあげてください」とメッセージを送った。

映画「メサイア外伝 -極夜 Polar night-」は、6月17日より全国順次ロードショー。

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(c)MESSIAH PROJECT (c)2017 映画メサイア外伝製作委員会

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