「厨病激発ボーイ」の公開稽古が、5月中旬に都内スタジオで行われた。
本作は、
稽古中に取材に応じた彼らは、役作りについて「野田大和はヒーローに憧れる少年なので、戦隊ヒーローのレッドをよく研究していました。昔のレッドのポーズを見ると意外なポーズとかもあっておもしろいんです。いいポーズがあると使おうとか考えてました」(大平)、「とにかく2次元のキャラを携帯にどんどん集めてます」(金井)、「共演者の大内(厚雄)さんに詠唱の多いマンガを貸していただいて読んでます。それが中村としてのキャラに生きてます」(有澤)、「『ラスボス 立ち方』とかで検索したり、ドラクエとかのボス戦の前のセリフとかを調べてみたり、画像検索もいっぱいしました」(野尻)とコメント。
さらに大平は、「顔合わせのときに演出のほさかようさんから『役者はみんな“厨二病”だ』という話があって、たしかにそうだなって。舞台上でぼくらは本気で演じていて、それを外でやるとヤバい奴だけど、この世界では本気で演じているのでそれは胸を張れる“厨二病”だなと思います」とエピソードを披露し、「この物語では登場人物たちが“厨二病”をこじらせてはいるんですけど、それがあるから明日も楽しいとか、生きていける大きな糧になるということを、感じていただければなと思います」と続けた。
金井は稽古場の雰囲気について「笑いと緊張が入り交じった稽古場で、ぴりっとするときはぴりっと、楽しいときは楽しい、いい緊張と緩和でやっています」と語り、「みんなが、自分がかっこいいとかおもしろいと感じているものや、夢に突き進んでいるところがかっこいいので、そこを見てほしい」とアピール。有澤は「台本をいただいたときはキャラクターをみてこんな奴いるのかと思ったけど、実際稽古でやってみると意外と俺もこうだったかもしれないという発見があったので、お客さんにも“厨二病”の時期を思い出してほっこりしてほしいなと思ってます」と笑顔を見せ、野尻は「“厨病ボーイズ”はみんなかわいくて馬鹿なんですけど、愛すべきキャラクターが見どころです」と観客に呼びかけた。
公演は6月8日から18日まで東京・CBGKシブゲキ!!にて。チケットは現在販売中だ。
「厨病激発ボーイ」
2017年6月8日(木)~18日(日)
東京都 CBGKシブゲキ!!
原案:
原作:藤並みなと(「厨病激発ボーイ」角川ビーンズ文庫)
脚本・演出:
イラスト:穂嶋
出演:
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