星奏×神南が真剣勝負「金色のコルダ」開幕、前山剛久「以前とは異なる色を」

音楽劇「金色のコルダ Blue♪Sky Second Stage」が、昨日12月8日に東京・全労済ホール / スペース・ゼロで開幕した。

本作は、音楽に青春を捧げた高校生たちを主人公としたアニメ「金色のコルダBlue♪Sky」が原作。今回の「Second Stage」では、2015年に上演された「First Stage」を勝ち上がった星奏学院と神戸の強豪・神南高校との戦いが描かれる。王道のクラシック曲を得意とする星奏学院オーケストラ部と、華やかでパワフルな演奏が持ち味の神南高校管弦楽部が繰り広げる真剣勝負に注目だ。

初日に先がけて行われた囲み取材には、前山剛久、秋元龍太朗、栞菜、小沼将太、高崎翔太、碕理人、上田堪大、北川尚弥が出席。如月響也を演じる前山は「First Stage」における至誠館高校との戦いを振り返り、「至誠館はどちらかというと元気な感じでしたが、神南はやっぱり上品で華やかな印象。新しいキャストが加わって以前とはまた異なる色になっていると思うので、そこを楽しんでいただけたら」と抱負を語る。東金千秋役の碕は「『First Stage』とは違った星奏vs神南をぜひ楽しんでいってください」と観客に呼びかけた。

芹沢睦役を務める北川は「音楽の楽しさや素晴らしさを皆さんにお届けできるよう演じていきます」と意気込み、「First Stage」とスピンオフ「Prelude of 至誠館」にも出演した土岐蓬生役の上田は「星奏の人たちと新しいコルダの世界をお送りできると思いますので楽しんでいってください」とコメント。榊大地を演じる小沼は「ファンの皆さまには副部長同士の絡みが結構人気のようでして、そういうところが見どころかと思います」と観客の期待を煽った。

小日向かなで役の栞奈は「オーケストラとダンサー方のおかげで本当に華やかな舞台になっているので、とにかく楽しんでいってください」とアピール。また水嶋悠人役の高崎は「私事ではありますが、28歳になりまして。高校1年生という役はもうあまり回ってこないと思うので、自分も楽しんで、お客さまにも楽しんでいただければ」と胸中を明かし、「最高の16歳を皆さまにお届けしたいです」と意欲を見せた。

今回がシリーズ初参加となる如月律役の秋元は「お芝居と生演奏によって、お客さまをこちら側に巻き込んでいきたいと思います」と宣言。さらに前山は「以前に増してキャストの仲の良さが舞台上に出ている」と分析し、「お客さまも一緒に楽しんでいただけると思うのでよろしくお願いいたします」と意気込みを語った。公演は12月18日まで。なお千秋楽公演はニコニコ生放送にて配信される。