ミュージカル「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」のプレビュー公演が、本日9月2日に開幕。公演に先がけ、昨日9月1日にゲネプロが行われた。
2014年にソウルで初演された「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」は、放浪の画家・ゴッホと弟・テオの半生を2人が交わした約700通にもおよぶ書簡をベースに描いた二人芝居。脚本をチェ・ユソンが、音楽を韓国大衆音楽賞受賞のソヌ・ジョンアが務め、日本初演となる今回の上演台本・演出を
ヴィンセント役には
物語は、病に冒されたテオの回想でスタート。兄弟の強固な信頼関係を浮き彫りにした人間ドラマと、それを彩る2人のハーモニーに注目しよう。またプロジェクションマッピングによって映し出される、ヴィンセントの作品の数々も見どころの1つとなっている。上演にあたって橋本は、「永遠に咲くゴッホのひまわりと共に2世紀の時を越えてヴィンセントの思いや生き様をお届けしたいと思います」と意気込み、岸は「僕の役テオは、兄ヴィンセントを支え精一杯生きた人」と自身の役柄を分析。さらに「演出の河原雅彦さんとの出会いも含めて、自身のターニングポイントとなる作品です」と力強く語った。
演出の河原は、「『ゴッホが歌う』これだけで見る価値十分なミュージカルだと思います」と自信を見せ、「いわゆるミュージカルを超えた極上のエンタテインメントに仕上がっていると思う次第。ぜひ劇場まで足をお運びください」と観客にメッセージを送った。本公演は、9月7日から24日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて行われる。
橋本さとしコメント
暑い熱い稽古を経て、
気がつけばひまわりの季節が過ぎましたが
永遠に咲くゴッホのひまわりと共に2世紀の時を越えてヴィンセントの思いや生き様をお届けしたいと思います。
ただひたむきに…
岸祐二コメント
俳優として目標にしてきた僕にとって実の兄以上の存在、さとしさんとの2人ミュージカル!
愛すべき先輩と今回組めるのは、喜びと緊張の極みです。
僕の役テオは、兄ヴィンセントを支え精一杯生きた人、その時代の空気や人間の純粋さを大事にし観客の皆様へ伝えます。
そして演出の河原雅彦さんとの出会いも含めて、自身のターニングポイントとなる作品です。
泉見洋平コメント
「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」、余りにも孤独や哀しみに苛まれる壮絶な人生ですが、誰よりも幸せな人生なのかもしれません。“絵で人々に救いを与えたい”という“想い”は、没後120年以上経った今も、世界中の人々に“光”や“癒し”を与え続けています。
彼の“信念”に敬意を表し、舞台に乗せられるよう精一杯務めさせて頂きます。
野島直人コメント
「舞台でヴィンセントとしてどう生きるか。」を第1に考えて自分自身を追い込んできました。
約2時間、情熱的に生きたいと思います。また、プロジェクションマッピングと融合したこの作品、
見所がたくさんあります。楽しみに劇場にいらしてください。
上山竜治コメント
ゴッホの油絵が動き出す素晴らしい映像ももちろんですが、信念を貫く兄弟二人の勇姿をとにかく見て頂きたいです。
弟テオも兄ヴィンセントと同じくらい芸術に情熱を注ぎ、身もお金も削り兄を支援し続けました。
「テオ」の情熱に負けないくらいの、愛と信念を持って「テオ」を演じます。
ぜひ、生の熱を感じに劇場へいらしてください。
入野自由コメント
稽古場で色々な話をしました。その話題の1つが「JOURNEY」→旅をする、ということ。
テオの人生を嘘がないよう、正直に生きる! いろんな感情を全部ひっくるめて。
彼の人生を彼と共に! 素敵な音楽。圧倒的なプロジェクションマッピング。
そして我々の全身全霊のパフォーマンス。劇場で共に旅にでましょう!
河原雅彦コメント
「ゴッホが歌う」これだけで見る価値十分なミュージカルだと思います。
それに加え、画家・ゴッホを長年常軌を逸した愛で支え続けた弟・テオとの濃すぎる人間ドラマ、そしてこの舞台を彩る様々な映像効果も見応え十分とくれば、この上もなく観客の心を打つ、いわゆるミュージカルを超えた極上のエンタテインメントに仕上がっていると思う次第。ぜひ劇場まで足をお運びください。
ミュージカル「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」
2016年9月2日(金)※プレビュー公演
東京都 かめありリリオホール
2016年9月7日(水)~24日(土)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
作:チェ・ユソン
音楽:ソヌ・ジョンア
上演台本・演出:
訳詞:
出演:
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えっぴょん @ecchon5
ほんと、今回は大漁。
後でちゃんと整理しなきゃ。
さとしさんの画像が多いのは本当に嬉しいけどね、これを見に行けないのか思うとだんだん腹立ってきた。(←身勝手)
“岸祐二「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホは自身のターニングポイント」 https://t.co/00ouXhX3Lb ”