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「ドラクエ」ショー、白熱の稽古場で勇者・松浦司が剣振り「名前を僕に託して」

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「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」フォトセッションの様子。

「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」フォトセッションの様子。

「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」のショーの魅力を解説する「丸わかり説明会」と公開稽古が、昨日5月30日に都内で行われた。

説明会は、日本テレビプロデューサー依田謙一の「ミュージカルでも舞台でもないこのショーは、欧米ではポピュラーな“アリーナショー”というジャンル」というひと言からスタート。「『ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブアリーナツアー イン ジャパン』のように海外から持ち込まれた例は今までにありますが、日本で作られるオリジナルのアリーナショーは今回が初めて」と強調し、演出の金谷かほりに説明を託した。

金谷は、セットの模型とイメージ図を使って「アリーナのセンターステージを囲むように大小8つのステージを設けました。イーストステージからウエストステージまでは60mあります」と会場の規模を紹介。「それらをつなぐブリッジやリフトが上下に動きます。このステージデザインは、北京五輪やロンドン五輪の開会式を手がけたレイ・ウィンクラーさん率いるStufish Entertainment Architectsによるもの。可動式のロールスクリーンなどに映像を映し出し、演者のアクションとシンクロさせつつ物語が進んでいきます」と構想を語った。

続く公開稽古には、勇者役の松浦司、孤高の剣士・テリー役の風間俊介らが参加。竜の女王とともに登場したドラゴンクエスト歴代シリーズの主人公10人の中から「III」の勇者が導かれ、仲間と出会って旅に出るシーンが厳かに演じられた。一転、旅に出たパーティが魔物に襲われた街を守る戦闘シーンや闘技場でのバトルシーンも披露。剣を振りかざしながら回し蹴りをするなど、登場人物によるアクロバティックなアクションの連続に、報道陣が夢中でカメラのシャッターを切るひと幕も見受けられた。

松浦、風間、金谷の3人は、公開稽古後の取材にも応じた。金谷は「誰もやったことのないものを手がけているので、大きな責任を感じています。観に来てよかったと思っていただけるようなショーにしていきたい」と意気込む。松浦は「観に来てくれる皆さんは、名前を勇者である僕に託してくださいます。ショーをご覧いただきながら一緒に冒険していると実感できるような勇者になれたら」と笑顔。衣装をまとってのアクションに備えて、厚着で稽古に臨んでいるというエピソードも語った。

風間は「誰も知らないものを、誰もが知っている『ドラゴンクエスト』という物語で作るコントラストが毎日刺激的で楽しいです」と胸を躍らせる。さらにショーを「この夏だけの一発花火」と例え、「最高の夏の思い出を作りに来てください」と来場を呼びかけた。

なお「ドラゴンクエストV」にヒロインとして登場するビアンカ、フローラの2キャラクターがショーに登場することも新たに発表された。依田は「今でも日本中で論争を巻き起こしている花嫁選びを、ショーの空間でも体感できるのでは」と内容の充実ぶりをアピール。ビアンカ役は富田麻帆、フローラ役は杉本朝陽が演じる。

「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」

2016年7月22日(金)~31日(日) ※7月25日~27日休演
埼玉県 さいたまスーパーアリーナ

2016年8月5日(金)~7日(日)
福岡県 マリンメッセ福岡

2016年8月12日(金)~14日(日)
愛知県 日本ガイシホール

2016年8月18日(木)~22日(月)
大阪府 大阪城ホール

2016年8月26日(金)~31日(水) ※8月29日休演
神奈川県 横浜アリーナ

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