ニットキャップシアター、澁澤龍彦原作の「ねむり姫」で“うずまき”表現

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ニットキャップシアターの新作公演「ねむり姫」が、7月8日から11日まで兵庫のAI・HALL(伊丹市立演劇ホール)にて上演される。

ニットキャップシアター 第37回公演「ねむり姫」フライヤーイメージ

ニットキャップシアター 第37回公演「ねむり姫」フライヤーイメージ

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原作となる澁澤龍彦の短編小説「ねむり姫」は、平安末期の京の都を舞台に、何十年も眠り続けるねむり姫こと珠名姫と、都の悪童つむじ丸の出会いから始まる寓話。脚本・脚色・演出を務めるごまのはえは本作に「うずまき」というテーマを見出し、劇団ならではの言葉や身体、楽器演奏を織り交ぜて表現するという。原作にはないオリジナルエピソードや、夢の中、水中を進む物語の幻想的な演出にも注目したい。

キャストは関西のみならず東京、名古屋、北海道の俳優、そしてマイム俳優やミュージカル俳優、ダンサーなど多彩な顔ぶれ。音楽は前回公演「こんなにもお茶が美味い」と同じく真都山みどりが手がけ、平安時代に流行っていた「今様」を独自の解釈で歌い演奏する。

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ニットキャップシアター 第37回公演「ねむり姫」

2016年7月8日(金)~11日(月)
兵庫県 AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)

原作:澁澤龍彦「ねむり姫―澁澤龍彦コレクション」(河出文庫刊)
脚本・脚色・演出:ごまのはえ
音楽:真都山みどり
振付:山田レイ

出演:門脇俊輔、高原綾子、織田圭祐、下川原浩祐、仲谷萌、池川タカキヨ、黒木夏海、佐藤健大郎、佐藤都輝子、西村貴治、細谷史奈、山岡美穂、山谷一也、山田レイ、安藤明、石井歩、生方友理恵、ガトータケヒロ、楠海緒、越賀はなこ、坂本彩純、私道かぴ、進真理恵、土橋夢子、豊島勇士、にさわまほ、長谷川めぐの、前原一友、松井壮大、道咲とも子、山内庸平、山下多恵子、Ryosuke、大木湖南(声の出演)

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猫丸 @necomaru

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