田上豊が描く大家族シリーズ、第2弾はドタバタ結婚騒動

「Mother-river Welcome-華麗なる結婚-」が、6月9日から12日まで埼玉・富士見市民文化会館キラリ☆ふじみで上演される。

「Mother-river～」シリーズは、作・演出を務める田上豊の生家の話をもとに、熊本で暮らす大家族の板倉一家が繰り広げる喧騒劇を描いた作品。2012年の「Mother-river Homing」は、2013年に再演が行われ、2015年には全国5カ所で招聘上演される人気公演となった。そして待望の第2弾となる本作では、板倉家の三女・由美の結婚騒動が巻き起こる。

田上は、キラリ☆ふじみとの提携公演を行うアソシエイト・アーティストの1人として2011年から活動しており、これまでに「Mother-river Homing」と「奇想曲第58番」の2作品を発表している。

田上豊コメント

「Mother-river Homing」が帰ってきます。市民のみなさんに支えられ、二度の再演と旅公演まで行った家族劇は、満を持して第二弾を作ることになりました。家族の絆や血の繋がりをテーマに繰り広げた喧噪劇の続編は、結婚という「他者の新規参入」を軸に大家族に新しい騒動を巻き起こします。そして、「三男坊鉄郎を巡る家族全員集合事件」から数年後が舞台の今作には、ついに我が父となる男が登場します。つまり、続編は言わば「父と母の結婚事件」。久しぶりの大家族の劇、どうぞご期待ください。