主演は多和田秀弥！西田シャトナーの冒険譚「ソラオの世界」再構築し上演

西田シャトナー作・演出「ソラオの世界」が、7月に上演される。主演を務めるのは多和田秀弥。

「ソラオの世界」は西田の代表作のひとつ。ある日昏睡状態に陥り、自分の夢の中に閉じ込められてしまった能天気なソラオは、どうせならと夢の世界を楽しみ始める。ところが凶暴な魔物が近づいてきて……。2009年に初演されて以来、2回の再演と1回のリメイクを経てきた同作だが、今回は西田が自作を上演するプロジェクト「SHATNER of WONDER」の第4弾として、戯曲段階から再構築される。

主演の多和田は、ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンにて手塚国光役を演じて人気を集め、2015年には「手裏剣戦隊ニンニンジャー」にスターニンジャー/キンジ・タキガワ役で出演。4月29日に放送開始するテレビドラマ「不機嫌な果実」への出演も決まっている期待の若手だ。初の主演に「これまで演じ、僕を育ててきてくれたテニミュやヒーローの人気・力を舞台で借りられるのは今回がきっと最後で、この舞台が俳優としての真価を問われる第一歩だとも考えています」と誠実にコメントし、「シャトナーさんの創り出す世界に入ることが今から本当に楽しみ」と意気込みを見せている。

公演は7月28日から31日まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて。チケットの一般発売は6月11日に開始する。