「ソラオの世界」開幕に多和田秀弥が意気込み「日々楽しんで演じたい」

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「ソラオの世界」が、昨日7月28日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて開幕した。

SHATNER of WONDER #4 「ソラオの世界」ゲネプロの様子。

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多和田秀弥演じるソラオ。

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「ソラオの世界」は、2009年に初演されて以来、再演を重ねてきた西田シャトナーの代表作のひとつ。今回はシャトナーが自作を上演するプロジェクト「SHATNER of WONDER」の第4弾として、戯曲段階から再構築される。

SHATNER of WONDER #4 「ソラオの世界」ゲネプロの様子。

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物語はソラオ(多和田秀弥)、エド(小野健斗)、カイ(平牧仁)、シンディ(桑野晃輔)によるバンド・エントロピーの華やかなライブシーンで幕開け。ある事故から夢の中に閉じ込められてしまったソラオは、紛争地帯や砂漠などさまざまな世界をさまようが、ヨルダ(はねゆり)と両思いになれたことで、夢から目覚めたくないと思うようになり……。

SHATNER of WONDER #4 「ソラオの世界」ゲネプロの様子。

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舞台中央に据えられた大きな顔のオブジェが絶え間なく回転。役者たちはときにそのセットを昇り降りし、ときに周囲を走り回り、幻想的な夢の世界へ観客を誘う。またシャトナー作品ではお馴染みのマイムもふんだんに盛り込まれており、車やバイク、魚など、キャストの肉体のみでさまざまな動きが表現されていた。

多和田秀弥演じるソラオ。

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このたび初の主演を務める多和田が、能天気な大学生・ソラオ役を好演。表情をくるくると変えて喜怒哀楽を表現し、長い手足をフルに活用してステージ上を縦横無尽に駆けめぐる。上演にあたって多和田は「日々楽しんでソラオを演じたいと思います。舞台は生ものなので、お客さんに楽しんでもらいたいです。初主演ということもあり、シャトナーさんの世界観に、ソラオとして駆け抜けられるよう全力で努めたいです」と意気込みを語った。また多和田のみならず小野、平牧、桑野らのカラフルなヘアメイクも、幻想的な世界観を効果的に彩っている。公演は7月31日まで。

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SHATNER of WONDER #4 「ソラオの世界」

2016年7月28日(木)~31日(日)
東京都 Zeppブルーシアター六本木

作・演出:西田シャトナー
出演:多和田秀弥 / 小野健斗平牧仁桑野晃輔 / はねゆり / 久下恭平、瑛、千綿勇平、西原健太、三岳慎之助、加藤啓 / 村田充

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