森山未來、大植真太郎、平原慎太郎の「談ス」15都市巡る全国ツアー

森山未來、大植真太郎、平原慎太郎による「談ス」の全国ツアーが、3月1日の神奈川公演を皮切りに15都市で行われる。

3人のダンサーが、舞台上で全身を使って表現する「談ス」。組み体操のようなダンスから、チョークと3人の動きを組み合わせたパフォーマンスまで、1つひとつの動きがダイナミックに表現される。2014年9月に青山円形劇場にて初演されると各地から上演要請が相次いだといい、今年2月24日からはストックホルムでも公演を行う。

「談ス」が始動したころのことを、「実は……、スタジオが……とれなかったんです。結局外で、公園とかサッカー場とかで稽古するんです。雪降ってくるし、寒いですよ！」と振り返る大植。森山も「モチベーションもまったく上がらず……（笑）。真太郎さんの家には、黒板があったんですよね。そこにチョークでどんどんアイデアを書き込んでいった。イタズラ書きでも何でもとにかく書き込んで、本当はコンセプトをまとめていくつもりだったのだけれど、その空間や、黒板に出来上がった絵、アイデアやイメージを、そのまま舞台にのせても面白いんじゃないかということに。それが、舞台上でチョークを吊り下げたり、床に絵を書いたりと、クリエーションの場で流れた時間をそのままを見せる作品になったんです」と、「談ス」が生まれるまでを語った。

また3月からの全国ツアーについては「1カ月で15カ所、よく考えるとすごいなこれ。自画自讃！（笑）ダンス作品がこれだけ全国をまわるなんてあまりないこと。いい意味で異質な作品。ダンスに興味がなかった人でも楽しんでいただける見方が、たくさんあります」と森山がアピール。その土地にまつわるネタも盛り込んでいくといい、平原は「北海道ではスープカレーの話するよ。臨場感、あると思いますよ。『あ、決まり事をやっているな』とか、『今のはアドリブでしょ？』とか、そういうものも全部含めて、お客さんに提示できたらいいですね」と見どころを紹介していた。

※動画は現在非公開です。