栗コーダー×倍賞千恵子が映画「ハーメルン」で武満徹カバー

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9月7日から劇場公開される映画「ハーメルン」のエンディングテーマが、栗コーダーカルテットが演奏して倍賞千恵子が歌う「小さな空」になることが明らかになった。

栗コーダーカルテットとは?

栗原正己(リコーダー、ピアニカ他)、川口義之(リコーダー、サックス他)、近藤研二(リコーダー、ギター他)、関島岳郎(リコーダー、テューバ他)から成る4人組。それぞれに作編曲家そして演奏家の顔を持つ4人がなぜかリコーダーを携えてお気楽に活動を始めて早15年。1997年に1stアルバム「蛙のガリアルド」を発表。以後6枚のオリジナルアルバム、ベスト盤、ライブ盤、DVD、楽譜集、サウンドトラック、オムニバス参加など関連作品の数は50を超える(NHK教育TV「ピタゴラスイッチ」、映画「クイール」、映画「≒草間彌生~わたし大好き~」、NHKアニメ「アリソンとリリア」テーマ曲、NHKみんなのうた「PoPo Loouise」、映画「山形スクリーム」など)。2005年にカバーしたスター・ウォーズ「帝国のマーチ」のヒット以降、ウクレレや身近な楽器を使った脱力系バンドとしてテレビ、ラジオで取り上げられることもしばしば。数々のアーティストとも共演しており、春風亭昇太、あがた森魚、吉沢実、THE SUZUKI(鈴木慶一+鈴木博文)、劇団ダンダンブエノ、竹中直人、原マスミ、UA、湯川潮音、GOING UNDER GROUNDなど幅広い分野にわたる。結成15周年の今年はスクリーンデビューも果たし、さらに精力的に活躍中。

映画「ハーメルン」ポスター

映画「ハーメルン」ポスター

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「ハーメルン」は福島・会津を舞台に、廃校となった学校で1人静かに暮らす年老いた元校長と、過疎が進む村に暮らす人々を描く映画。校舎に保管されていた遺跡出土品の調査のためにその母校を訪れる博物館勤務の主人公を西島秀俊、今は寝たきりの日々を送っている主人公の恩師を介護する娘の役を倍賞千恵子が演じる。

エンディングテーマ「小さな空」は、現代音楽の分野で世界的に評価される日本を代表する作曲家、武満徹が作詞・作曲した合唱曲。もともと1962年に子供向けラジオ番組のために制作された楽曲で、幼い日への郷愁が込められている。

■映画『ハーメルン』予告編

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Lutra Hamming @HammingLutra

栗コーダーカルテット × 倍賞千恵子が映画「#ハーメルン」で 武満徹 カバー
#小さな空 #カノン #旧喰丸小学校
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