「HATTRIX」という企画タイトルはサッカーの「ハットトリック」にちなんでつけられたもの。今回初開催となる自主企画のオープニングには、O-EASTのフロアに芝生とゴールが設置され、対バン2組によるPK対決が行われた。青いユニフォームを着たWHITE ASHチームは山さん(G)、剛(Dr)、のび太(Vo, G)の3人、赤いユニフォーム姿のヘルマンチームは若井悠樹(WOLF)、平床政治(G)、岡本洋平(Vo, G)の3人が参加し、3番手・のび太のシュートはキーパーに止められるも2-1でWHITE ASHチームが勝利。対決後はオーディエンスと並んで記念撮影を行い、メモリアルマッチは大きく盛り上がった。
前代未聞のPK対決後はヘルマンのメンバーがステージに集合。この日はサポートで
MCでは岡本が「WHITE ASH、呼んでくれてありがとう! そして来てくれたみんなもほんとにどうもありがとう!」と感謝の言葉を述べ、ラストは「アクション」「ROCK IT NOW!」といった熱いロックチューンを投下。ヘルマンは最後までアグレッシブなパフォーマンスを見せつけつつ、主催者のWHITE ASHにバトンを渡した。
続くWHITE ASHがテンション全開でライブの口火を切ると、大きな歓声が会場を埋め尽くす。ソリッドでスピード感あふれるグルーヴにあわせてのび太のハイトーンボーカルが響き渡り、オーディエンスはどんどんヒートアップ。MCではのび太が「WHITE ASHプレゼンツ『HATTRIX』へようこそ! 今までずっと自主企画というものをやりたいなと思っていたんですけどもようやくできるようになって。しかも僕がすごい好きなHermann H. & The Pacemakersとね、PK対決もできるなんてね……夢のようなイベントに皆さんようこそ!」と挨拶し、WHITE ASH、ヘルマン、オーディエンスのトライアングルで企画を盛り上げていこうという思いを熱く語った。
ライブ中盤でWHITE ASHはアニメ「GATCHAMAN CROWDS」のオープニングテーマに採用された新曲「Crowds」を披露。そして「こっからさらに、ラストスパートかけていってもいいでしょうか!」とのび太が叫び、フロアが熱気に包まれる中、ライブ本編の幕を下ろした。
アンコールではPK対決の時に着用していたユニフォームを着たメンバーが登場。のび太は「これからも『HATTRIX』をいろんなところでやっていきたいと思っております。今日この第1回目に来てくれた人たちは……すごい人たちだ!」と語り、続けてラストナンバーの説明では「頭文字が“PK対決”と同じ曲があって、『Pretty Killer Tune』っていうんですけど、WHITE ASHと、僕らの大好きなHermann H. & The Pacemakersと、ここにいらっしゃる皆さん、この3つからなる『HATTRIX』で特別な『Pretty Killer Tune』をやりたいと思います!」と叫ぶ。オーディエンスから大きな歓声が沸き起こる中、ステージにはヘルマンのメンバーが登場。最後はWHITE ASHとヘルマンのメンバーの熱いパフォーマンスに呼応するかのようにオーディエンスが一体となって大合唱をステージに届け、初の自主企画は大盛況のうちに終了した。
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Marika Miyaji @marikasushi
WHITE ASH、初企画「HATTRIX」でヘルマンと“PKT”披露 - 音楽ナタリー
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