名物ディレクターが語るCBSソニー「日本洋楽」名盤

AEROSMITH、CHEAP TRICK、THE CLASH、JUDY AND MARY、PUFFY、birdなどを手がけたソニー・ミュージックの名物ディレクター、野中規雄の半生を書き下ろした書籍「『at武道館（アット・ブドーカン）』を作った男 ～ディレクター野中と洋楽ロック黄金時代」が8月に発売。現在も大きな注目を集めている。

本書では、70年代にCBSソニー（現ソニー・ミュージック）に入社し、数々の大物アーティストを担当してきた野中の輝かしい軌跡を紹介。CHEAP TRICKのライブアルバム「at武道館」を企画した男として、ロックファンの間で長く語り継がれてきた彼の功績や、今だから語れる貴重な裏話などをじっくり楽しむことができる。

また、野中は90年代に邦楽アーティストも担当。JUDY AND MARY、PUFFY、Whiteberry、bird、Super Junky Monkeyを世に送り出すことになったきっかけなど、ここでしか読むことができない話題も満載だ。

なお、9月13日には本書の著者・和久井光司による刊行記念イベントがジュンク堂書店池袋本店4階にて開催。当日は、「東京」を出版したばかりの評論家・坪内祐三も出演し、「オレたち洋楽世代 ～1958年生まれのロック談義」と題したトークショーが行われる。洋楽ロック好きはぜひ足を運んでみよう。