これまでに2010年のイギリスツアーや2011年の台湾フェスへの出演といった海外ライブを経験してきた時雨だが、海外でのワンマンライブはこれが初めて。彼らは新旧の楽曲を織り交ぜたアグレッシブなセットリストを用意し、フロアは超満員の観客で埋め尽くされた。
最初のMCでTK(Vo, G)は台湾語で挨拶し、現地のオーディエンスが大きな歓声でそれに応える。ライブの中盤ではピエール中野(Dr)が片言の英語で「レッツコールアンドレスポンス! オーケー?」とユーモアたっぷりに語りかけたのちにオーディエンスとの掛け合いを展開。彼はマイクパフォーマンスとドラムプレイの両方で現地のファンを楽しませた。また345(Vo, B)が恒例のグッズ紹介パートで、ゆっくりと台湾語でのMCを披露する場面もあった。
ライブの終盤では激しいステージパフォーマンスとともに攻撃的なキラーチューンを立て続けに投下。3人の熱演に呼応するようにフロアでは絶叫に近い歓声や激しいモッシュが湧き起こり、時雨初の海外ワンマンライブは大成功のうちにその幕を閉じた。
6月28日には東京・日本武道館にて今回のツアーの最終公演が開催される。結成10周年を記念した初の武道館単独公演でどのようなパフォーマンスが繰り広げられるのか、期待が高まるところだ。なお同公演のチケットはソールドアウトとなっている。
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