大阪発Brian the Sun×KANA-BOON、満員LOFTで激突

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昨日6月16日に新宿LOFTにて、ともに関西出身のBrian the SunとKANA-BOONによる対バンツアー「激ブライアンカナブンブン丸TOUR」の東京公演が行われた。

KANA-BOON(Photo by RyoNakajima [SyncThings])

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Brian the Sun(Photo by RyoNakajima [SyncThings])

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CHEESE CAKE(Photo by RyoNakajima [SyncThings])

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このツアーはBrian the Sunの最新アルバム「NON SUGAR」と、KANA-BOONの最新ミニアルバム「僕がCDを出したら」の発売を記念して実施されているもの。この日はオープニングアクトにCHEESE CAKEを迎え、満員のオーディエンスにフレッシュなパフォーマンスを届けた。

Brian the Sunは「NON SUGAR」の1曲目を飾る「Suitability」からライブをスタートさせ、疾走感のあるナンバーでぐいぐいと観客を惹き付ける。「大きい音出すから、耳ふさいどいたほうがいいんちゃう?」という言葉から始まった「13月の夜明け」では轟音がフロアに響きわたり、サイケデリックなムードに。一方で「2013年の6月16日に新宿LOFTでこんなに楽しいライブがあったことを、60年後に覚えてる人は少ないかもしれない。忘れていくのは悲しいことだけど、でも、忘れることを恐れないでください」というMCから始まったバラード曲「Telomere」ではしっとりしたムードが漂った。

KANA-BOONはキャッチーなサウンドでフロアを揺らし、「ワールド」「盛者必衰の理、お断り」などのアッパーチューンで熱狂を作り出す。「ストラテジー」の途中で谷口鮪(Vo, G)のギターの弦が切れるハプニングが起きたが、飯田祐馬(B)が「バンドをやってることをなかなか言い出せなかった堅い父親から、『最近頑張ってるな』とCDの画像付きでメールが来た」という父の日らしいエピソードで会場を和ませる場面もあった。

新曲「ハッピーエンド」が披露された後半戦では、谷口が「僕らは最近上京しましたが、大阪には僕らやBrian the Sun以外にも同世代のカッコいいバンドがたくさんいるので、ぜひ知ってもらいたいです」と大阪のバンドシーンをアピールする。アンコールでは「僕がCDを出したら」のリード曲「ないものねだり」を演奏し、谷口はサビの歌詞を「激ブライアンカナブンブン丸」に変えてオーディエンスと一緒に合唱していた。そして最後は出演者がステージに勢揃いして記念撮影を敢行。全員が笑顔を浮かべる中、「激ブライアンカナブンブン丸」の東京公演は終幕した。

激ブライアンカナブンブン丸TOUR

2013年7月30日(火)愛知県 名古屋CLUB ROCK'N' ROLL
2013年7月31日(水)大阪府 心斎橋Pangea

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