99RadioService「3」先行試聴会で新曲含むミニライブ披露

6月26日にリリースされる99RadioServiceのニューアルバム「3」の全曲先行試聴会が、6月8日に都内で行われた。

この日は抽選で選ばれた数十名のファンが参加。当日の模様はUstreamを通じた生配信も行われ、来場できなかったファンもひと足先に新作の世界に触れることができた。

イベントはラジオDJの光邦を司会に迎え、メンバー5人とのトークからスタート。ここでいきなり重大発表として、彼らが10月5日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREでワンマンライブを行うことが発表された。観客から喜びの拍手と歓声が送られる中、Ko-hey（Vo, G）が新作「3」についての説明を始めた。今作で初めて全曲日本語詞に挑戦したことについて、Ko-heyは「Ko-ta（G, Vo）が『全曲日本語詞ってやったことないから全部日本語でやってみようよ』と言ったことから」、Ko-taは「まとまった1枚にしたくて。英語でやったり日本語でやったりだとちょっと軸が変わってくるので」と経緯を語った。続けてKo-heyが「この2年はシングルはコンスタントに出させてもらっていて、個人的にもいろんなところに旅行に行ったりして、けっこう有意義に過ごさせてもらってたんですよ。だから（インプットの時間が長かった分）吐き出すものが多くて、歌詞の内容も楽曲の幅もバラエティに富んでいると思います」と、自信作に仕上がったことを明かした。

そしてメンバーのオープニングトークを経て、いよいよアルバム「3」全曲先行試聴会に突入。来場者にはこの試聴会のために制作されたメンバーによる全曲解説コメント付き資料が手渡された。

約50分にわたる全曲試聴が終わると、再びMCの光邦とメンバー5人が登場。アルバムを聴いた感想を来場者に直接聞き、続いて来場者から寄せられた質問に対し、メンバーが1つひとつ回答。「新作で一番好きな曲をそれぞれ教えてほしい」という質問には、GOI（Key）は「イチエタビ」、Ko-taは「リオトキオ」、Ko-heyは「AS ASH」、Jigen（B）は「YOUTHFUL」、Negi（Dr）は「Distance」とお気に入りの1曲をその理由とともに挙げた。そのほかにも「GOIがいつも背負っているリュックの中には何が入っているのか？」「（Ko-taに対し）ヘアスタイルにこだわりがあれば教えてほしい」「（Negiに対し）帽子はいくつ持っているのか？」「（Ko-heyに対し）どうやったらビブラートをうまくかけて歌えるようになるか？」「（Jigenに対し）なぜベースのストラップを短くしているのか？」「（全員に対し）旅行するとしたらどこに行きたいか？」などの質問が寄せられ、メンバーはそれぞれ冗談を交えつつ答えていった。

30分にわたるトークコーナーを終えると、いよいよ99RadioServiceによるミニライブに移行。この日のライブはアコースティックセットで、まず未発表の新曲からスタートした。小気味よいリズムとKo-heyの温かい歌声が会場を包み込むと、続いてニューアルバム「3」から「ORDINARY LUNCH」を演奏。そして最後にインディーズ時代に発表した自主音源収録曲を披露して、10数分におよぶミニライブを終えた。

なおこのイベントで発表された10月5日のワンマンライブの詳細が決定。7月27日のチケット一般発売に先駆けて、6月15日からはオフィシャルサイト先行予約が開始される。

New Album 3 Release記念・ワンマンライブ "STAND UP SHIBUYA"

2013年10月5日（土）東京都 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE