DOPING PANDA、JCBホールで無限大の実力炸裂

2

1

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 0 0
  • 0 シェア

DOPING PANDAの全国ツアー「DOPING PANDA Tour'08 "Dopamaniacs"」ファイナル公演が、7月18日にJCBホールにて開催された。

アンコール前、ツアーグッズの告知の際にデザインを把握していないことがバレてしまったロックスター。「俺ぐらいになるといろいろやらなきゃいけないことがあるから仕方ないの。映画撮ったりとか」と弁明していた。

アンコール前、ツアーグッズの告知の際にデザインを把握していないことがバレてしまったロックスター。「俺ぐらいになるといろいろやらなきゃいけないことがあるから仕方ないの。映画撮ったりとか」と弁明していた。

大きなサイズで見る

最新アルバム「Dopamaniacs」のリリースツアーとして、全国31公演にわたって繰り広げられたこのツアー。沖縄での追加公演を残すのみとなったこの日、フロアはツアー唯一の東京公演を楽しみにしていたドーパメイニアで埋め尽くされた。

アルバムの1曲目を飾る「A.O.D.-anthem of dopamania-」に乗せてメンバーがステージに登場すると、大きな手拍子と歓声が沸く。そして熱狂のライブは「nothin'」からスタート。続いて「Hybrid breeder」「GAME」とアッパーなチューンが続々と繰り出され、フロアではモッシュというレベルを超えた、将棋倒し寸前の人の渦がうねり続ける。

「ロックする気ありますか?ダンスする気ありますか?伝説作る気ありますか?今日は最高のライブにしたいんです!」とロックスターことYutaka Furukawa(Vo,G)が絶叫すると、1階フロアだけでなくスタンド席からも大歓声が響き渡る。計算し尽くされたサウンドが印象的だった「We won't stop」「thunder」といったアルバム曲は、ラフさと力強さを加えたライブバンドらしいアレンジに生まれ変わって会場を揺らす。また「Start me up」「Lover Soca」「stairs」など昔の曲も惜しみなく演奏され、彼らの幅広い音楽性を十分にアピールしていた。

途中のHayato(Dr)とTaro Houjou(B)による恒例のドラム&ベースソロでは、重厚でパワフルなプレイからテクニカルな小技まで、それぞれの魅力をたっぷりと披露。また、ロックスターもギターソロコーナーで得意のタッピングを交えたロングプレイを披露し、フロアを感嘆させていた。

途中のMCで、ロックスターは「もうすぐツアーが終わってしまいますが、タロティのこのベースラインがしばらく聴けなくなるかと思うと、…せいせいしますね(笑)」と、おなじみの毒舌でメイニアを沸かせる。「でも本当はね、僕のこの声と一番相性のいいベースだとたまに思います(笑)。今日はその『たまに』が来てる日です」とフォローを入れつつ、ライブはいよいよ後半戦に突入。後半にはこのツアー最大の見せ場となる「無限大ダンスタイム」が控える。

デジタルボイスの合図でスタートした「無限大ダンスタイム」では、彼らならではのダンスチューンをノンストップで9曲連続プレイ。初期のナンバーから最新シングル「beautiful survivor」まで、ステージ上もフロアも体力の限界を超えそうな楽曲ばかりが続く。本編ラストを飾った「Crazy」では、ロックスターが「I am sorry me ミラクル起こしちゃってさ」と歌詞を変えて披露し、この夜のミラクルを称えていた。

アンコールで再びステージに登場した3人は、アルバムから「coffee high(one more cup)」と「kiss my kiss」を披露。その後も鳴り止まない手拍子に応え、ダブルアンコールとしてさらに3曲を演奏し、熱狂の夜を締めくくった。

最後のナンバーとなった「Candy House」の後、ロックスターは「DOPING PANDAはもっともっとすごいことやります。期待しててくれよ!」と不敵な笑みを浮かべながらメイニアに宣言。この先の彼らにますます期待が高まる、無限大の可能性を感じさせる一夜となった。なお、この日のライブの模様は7月22日、MUSIC ON!TVにて放送される。

2008年7月18日 JCBホール
「DOPING PANDA Tour'08 "Dopamaniacs"」セットリスト


01.nothin'
02.Hybrid breeder
03.GAME
04.Blind Falcon
05.Uncovered
06.Start me up
07.always away
08.good bye to heroes
09.Dr & Ba SOLO
10.We won't stop
11.thunder
12.Lovers Soca
13.summer song
14.stairs
15.Gt SOLO
16.Go The Distance
17.infinite dance
18.The Fire
19.YA-YA
20.Hi-Fi
21.I'll be there
22.call my name
23.Transient Happiness
24.beautiful survivor
25.MIRACLE
26.Crazy

En1-01.coffe high(one more cup)
En1-02.kiss my kiss

En2-01.intlogical
En2-02.introck
En2-03.Candy House

この記事の画像(全1件)

読者の反応

  • 2

saori y @saori20180128

検索していたら、昔のナタリー記事が出て来たので。スター若い。
⇨DOPING PANDA、JCBホールで無限大の実力炸裂 - 音楽ナタリー
http://t.co/EEr1X1A6Z8

コメントを読む(2件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 DOPING PANDA の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。