木村カエラ「オンナク祭」でChara、チャットと“幸せ”競演

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木村カエラが主催する恒例ライブイベント「オンナク祭オトコク祭」が、東京・LIQUIDROOM ebisuにて12月18日と19日の2日間にわたって行われた。

木村カエラ

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12月18日に行われた「オンナク祭」の模様。

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Chara

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橋本絵莉子(チャットモンチー)

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福岡晃子(チャットモンチー)

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今年で5回目の開催となる「オンナク祭オトコク祭」。18日に実施された女性客限定の「オンナク祭」にはカエラのほかにCharaチャットモンチーが出演し、ステージを華やかに盛り上げた。

トップバッターのCharaは黒いベールをまとったセクシーなドレス姿で登場。レゲエのリズムが心地よい「18」でライブをスタートさせると、甘くソウルフルな歌声を響かせながらオーディエンスをぐいぐい引き込んでいく。途中「カエラみたいなかわいいボブの子がいっぱいいるねー。今日は楽しみにしてたよ」と笑顔で観客に語りかけ、「20年くらい大切に歌っている歌があるの。聴いてくれる?」と告げて「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」を熱唱した。その後は「あたしなんで抱きしめたいんだろう?」「やさしい気持ち」と名曲を惜しみなく披露。濃密なステージで満員の観客を魅了した。

続いて登場したチャットモンチーは、冒頭で橋本絵莉子がカエラの代表曲「リルラ リルハ」の一節を歌った「恋愛スピリッツ」、疾走感あふれるロックチューン「ハテナ」と新旧織り交ぜたセットリストを展開。MCでは福岡晃子がフロアを見渡し「女の子ばっかりやね」とこぼし、橋本が「空気が澄んでるというか。うれしいな、呼んでもらってな」とのんびりとした口調で話し場を和ませる一幕も。2人は「染まるよ」「満月に吠えろ」といったエモーショナルな楽曲で観客を惹きつけたあと、「きらきらひかれ」を元気良くパフォーマンスしてステージを後にした。

そしていよいよトリを務めるカエラの出番に。ひときわ大きな歓声に迎えられて登場したカエラは、「オンナク祭ー!」と絶叫して「BEAT」「喜怒哀楽 plus 愛」と勢いのあるナンバーをたたみかける。続く「マミレル」ではフロアから一斉にハンドクラップが沸き起こり、会場の一体感はますます増していった。

「やっぱり女の子だけのパワーはすごいね! Charaさんもさ、チャットモンチーもさ、素敵だったね。(観ていて)幸せだなって思いました」とフレンドリーに語りかけたカエラは、「Sun shower」「sweetie」を優しい歌声で届けていく。「sweetie」はライブでは久々の披露とあって、イントロが鳴らされると客席からは歓喜の声が上がった。そして最新アルバム「Sync」からいち早く演奏された「HERO」では、カエラの伸びやかなボーカルが会場を包み込み、場内は温かな空気で満たされた。

ライブ後半は「Yellow」「TREE CLIMBERS」「マスタッシュ」とアッパーチューンが連投され、フロアは再び熱狂の渦に巻き込まれる。アンコールでカエラは観客からのリクエストに応えて急遽披露した「Circle」に加え、「WONDER Volt」「Magic Music」を贈って「オンナク祭」のフィナーレを飾った。

なおカエラは1月からホールツアー「木村カエラ LIVE Synchronicity TOUR 2013」を開催。1月27日の神奈川・伊勢原市民文化会館を皮切りに、全国17都市19公演を行う。

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