前野健太3作品がアナログ化、同時購入者に未発表音源CDも

2012年10月31日 20:50 71 1 音楽ナタリー編集部

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前野健太のアルバム3作品がJET SET RECORDSにより12月中旬に一挙アナログ化されることが決定した。

前野健太とは？

1979年埼玉県生まれ。2000年頃より作詞作曲を始め、都内を中心にライブ活動や自宅録音を精力的に行う。2007年9月に1stアルバム「ロマンスカー」をリリース。2009年には松江哲明監督のライブドキュメンタリー映画「ライブテープ」で主演を務め、同作品は第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞を受賞する。2011年12月には同じく松江監督・前野主演による映画「トーキョードリフター」が公開された。2013年には「FUJI ROCK FESTIVAL」、2014年には「SUMMER SONIC」に出演。2016年12月より劇場公開されたみうらじゅん原作、安斎肇監督による映画「変態だ」では主演を務めた。2017年2月に、子供が書いた台本をプロが演劇化するコドモ発射プロジェクト「なむはむだはむ」に岩井秀人、森山未來と共に参加。2018年4月よりNHK Eテレ「オドモTV」にレギュラー出演。同月アルバム「サクラ」をリリースした。

前野健太「ロマンスカー」ジャケット［拡大］

今回アナログ盤としてリリースされるのは2007年発売の1stアルバム「ロマンスカー」、2009年リリースの2ndアルバム「さみしいだけ」、そして昨年発表された3rdアルバム「ファックミー」。JET SETでこれら3タイトルを同時購入すると、前野が以前結成していたバンド「さむつらす」のライブ音源「100年後」、2003年頃に宅録された「ロマンチック」、「旅」のお蔵入りバージョンといった未発表音源3曲を収めたボーナスCDがプレゼントされる。

前野健太はこのボーナスCDの内容について「初期3部作の1曲目はすべて1番だけが収録されていて、アルバムのイントロダクション的な役割として機能している。実はそれらの曲には2番や3番まであって、その起源となった音源がこの3つである。曲もまた、旅をしているようだ」と説明している。

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