乃木坂46、名阪初ワンマンライブ成功でメンバー号泣

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乃木坂46の初単独ライブ「乃木坂46 Live in Osaka ~がんばれ!今野~」が8月13日、大阪・Zepp Nambaで開催された。

「乃木坂の詩」を披露する乃木坂46(写真はZepp Namba公演より)。

「乃木坂の詩」を披露する乃木坂46(写真はZepp Namba公演より)。

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「オーマイガー!」を披露する乃木坂46(写真はZepp Namba公演より)。

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「ハウス!」を披露する乃木坂46(写真はZepp Nagoya公演より)。

「ハウス!」を披露する乃木坂46(写真はZepp Nagoya公演より)。

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会場のファンと記念撮影をする乃木坂46(写真はZepp Namba公演より)。

会場のファンと記念撮影をする乃木坂46(写真はZepp Namba公演より)。

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これまで握手会でのミニライブやイベントへの参加はあったものの、長時間の単独ライブはこれが初めて。会場には約2000人ものファンが詰めかけ、記念すべき1stライブ開催を祝福した。

大阪出身の西野七瀬による前説が終わると、いよいよ会場が暗転。するとステージ後方のスクリーンに乃木坂46が円陣を組む姿が映し出される。この映像では円陣の際のかけ声「努力、感謝、笑顔。うちらは乃木坂、昇り坂、46!」に込められた思いが、メンバーによって明かされていった。そしてステージ上に選抜メンバー16名が現れると、実際に円陣のかけ声を叫んでから1曲目「走れ!Bicycle」に突入。彼女たちは初の単独ライブがうれしくて仕方ないという表情を見せつつ、元気いっぱいのパフォーマンスで会場を盛り上げた。続く「ハウス!」はアンダーメンバー4名が加わった20人で披露。初々しいダンスで観客を魅了していった。

最初のMCではキャプテンの桜井玲香が「こうやって単独ライブができるのも、応援してくれている皆さんがいるおかげです」と挨拶。メンバーが1人ひとりの自己紹介タイムではいつもの自己紹介とは異なるキャッチフレーズを披露するメンバーも続出し、会場の笑いを誘った。

前半12名の自己紹介が終わり「涙がまだ悲しみだった頃」でライブが再開。齋藤飛鳥をセンターポジションに据えたこの曲に続いて、「狼に口笛を」「左胸の勇気」が次々に歌唱されていく。2度目のMCは後半12名の自己紹介だが、ここで橋本奈々未が突然マイクスタンドを用意し、「みんな自己紹介がマンネリ化してると思うんです。なので、ここからのメンバーは自己紹介と一緒に愛の告白をお願いします」とステージ上のメンバーにムチャぶりをする。井上小百合や星野みなみは戸惑いながらも、それぞれの個性を生かした愛の告白で会場を沸かせた。

この日の出演メンバー24名の自己紹介が全て終わると、ニューシングル「走れ!Bicycle」のカップリング曲「せっかちなかたつむり」を初披露。深川麻衣、中田花奈、高山一実、松村沙友理、西野七瀬、橋本奈々未、白石麻衣がフロントに立ち、マイクスタンドを使って歌唱するこの曲で、乃木坂46の新たな一面をアピールした。その後、同じく「走れ!Bicycle」のカップリング曲「人はなぜ走るのか?」「音が出ないギター」を続けて歌唱し、会場を大いに盛り上げた。

「音が出ないギター」を歌い終えると、ステージ上にはこの日の出演メンバー24名が勢揃い。桜井玲香の「企画コーナーをやっちゃいましょう!」という一言で、指定されたお題の答えを"セクシーに”回答する企画が行われることになった。ここでは斉藤優里、白石麻衣、高山一実、橋本奈々未、川村真洋の5人が挑戦し、それぞれ「タケコプター」「大根」「サーモン」「おまんじゅう」「親子丼」といった単語を、自分なりのセクシーさで表現して会場を盛り上げた。続いてスクリーンに「挑戦」という文字が映し出されると、桜井が「私たち乃木坂46はAKB48さんの公式ライバルとして結成されました。私たちはオーディションでAKB48さんの『会いたかった』を歌い、合格後のレッスンでは課題曲として『Beginner』を練習しました。また、ここ大阪はNMB48さんの本拠地。今日は『会いたかった』『Beginner』、そしてNMB48さんの『オーマイガー!』を披露させていただきたいと思います」と宣言。客席からどよめきの声が上がる中、橋本が「AKB48さんの公式ライバルとして認めてもらえるよう、精一杯がんばります」と話し、メンバーはこの3曲を立て続けにパフォーマンスした。

続いてスクリーンには今年1月に行われた「AKB48リクエストアワー セットリストベスト100 2012」での乃木坂46出演シーンが上映される。映像では当時のメンバーブログを紹介しつつ、デビュー曲を最初に「乃木坂ファミリー」であるファンの前で披露できなかったことが残念だったと説明。そして映像の最後に「今日、皆さんにどうしても披露したい曲があります」といったメッセージが表示されると、「ぐるぐるカーテン」の衣装に着替えた選抜メンバーがステージに現れ、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」と2ndシングル「おいでシャンプー」を満面の笑みでパフォーマンスした。

ここでライブもいよいよクライマックス。キャプテンである桜井が「夢だった単独ライブをすることができたのも、私たちを応援してくれる皆さんがいたから。初心の気持ちを忘れないように、次の曲を歌いたいと思います」と言って、ラストナンバー「失いたくないから」を選抜メンバーで歌唱。感動的なバラードでライブが締めくくられると、松村が観客の声援を聞いて「うちの名前呼んだらあかん。泣いてまうから」といって急に泣き出す一幕も。そして、桜井が「今日は一生大切な思い出になりました!」と挨拶してメンバーはステージを降りた。

その後、観客のアンコールに応えて制服姿に着替えたメンバー24人は「会いたかったかもしれない」でライブを再開。会場は再び熱気に包まれ、大きな盛り上がりを見せた。「会いたかったかもしれない」が終わると会場は再び暗転し、スクリーンに「なぜ乃木坂46には固有のMIX(アイドルのライブで見られるかけ声の一種)がないのか?」といった内容の映像が映し出される。この中で「だったら、乃木坂46だけのMIXを作ればいいじゃないですか」という結論が出され、ひとつの案としてオリジナルのMIXが提示された。突然の出来事に客席がざわつく中、ステージには紫のジャージに着替えたメンバーが再登場。桜井の「せっかくなので、このMIXを一緒にやってみませんか?」という問いかけに続いて、乃木坂オリジナルMIXを取り入れた「走れ!Bicycle」が披露された。

新たなMIXで会場がひとつになったところで、ついにライブも終わりに近づく。桜井の「今日のライブのことを忘れずに、これからもがんばっていきます」という言葉に続いて、アンコール最後の曲「乃木坂の詩」をこの日の出演メンバー24名が一丸となってパフォーマンス。最高潮の盛り上がりの中、約2時間半にわたる初単独ライブは幕を閉じた。最後に桜井は「皆さんがこうして応援してくれる限り、乃木坂46は昇り坂をがんばっていくので、これからもよろしくお願いします!」と挨拶してから、メンバーはステージをあとにした。

そして、乃木坂46は翌14日に愛知・Zepp Nagoyaでも単独ライブを実施。この日は選抜メンバー16名に、前日出演しなかったアンダーメンバー8名を加えた計24名がライブに参加した。セットリストは基本的に前日とほぼ一緒だったが、メンバーは初日ならではの硬さが抜け、よりリラックスしてライブを楽しんでいる様子が伺えた。またこの日は名古屋にちなんで、SKE48の大ヒット曲「パレオはエメラルド」を披露して名古屋のファンを沸かせた。

本編最後の「失いたくないから」では、キャプテン桜井が涙をこらえながら「ライブがこんなに楽しいものだと思ったことを忘れないように、これからもがんばっていきます」と語る一幕も。同曲の歌唱中には感動のあまり、複数のメンバーが涙を浮かべていた。

この日のアンコールでは、重大発表として渋谷パルコ劇場での東京公演が開催されることも発表された。メンバーにも知らされていなかったこのサプライズ発表に、メンバーも大興奮。そんな中、生駒は「渋谷パルコ劇場ってどこですか?」と真顔でつぶやき観客の笑いを誘った。そして終演後にはついに桜井が号泣。そんな彼女をサポートするように松村が「東京公演が決まったことで、また成長してく姿を皆さんに見せることができてうれしいね」と話し、2日間にわたる初の単独ライブを大成功のうちに終えた。

「乃木坂46 Live in Osaka ~がんばれ!今野~」セットリスト

01. 走れ!Bicycle
02. ハウス!
03. 涙がまだ悲しみだった頃
04. 狼に口笛を
05. 左胸の勇気
06. せっかちなかたつむり
07. 人はなぜ走るのか?
08. 音が出ないギター
09. オーマイガー!
10. 会いたかった
11. Beginner
12. ぐるぐるカーテン
13. おいでシャンプー
14. 失いたくないから
<アンコール>
15. 会いたかったかもしれない
16. 走れ!Bicycle
17. 乃木坂の詩

「乃木坂46 Live in Nagoya ~がんばれ!今野~」セットリスト

01. 走れ!Bicycle
02. ハウス!
03. 涙がまだ悲しみだった頃
04. 狼に口笛を
05. 左胸の勇気
06. せっかちなかたつむり
07. 人はなぜ走るのか?
08. 音が出ないギター
09. パレオはエメラルド
10. 会いたかった
11. Beginner
12. ぐるぐるカーテン
13. おいでシャンプー
14. 失いたくないから
<アンコール>
15. 会いたかったかもしれない
16. 走れ!Bicycle
17. 乃木坂の詩

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