面影ラッキーホールのニューアルバム「on the border」が、8月17日にリリースされることが決定した。
前作「ティピカル・アフェア」からおよそ1年2カ月ぶりのアルバムとなる本作には、「おかあさんといっしょう」「くちにだしてね」「北関東の訛りも消えて」「四つん這いスゥイーツ」など9曲が収録される。ジャケットは「TOKYO TRIBE」などで知られるマンガ家・井上三太による“逆指名ジャケ”。また、音楽評論家でバンド「湯浅湾」のリーダーとしても活動する湯浅学が“特殊解説”を寄稿している。
アルバムの発表にともない、8月19日には東京・WWW、8月26日には大阪・心斎橋Janusにてリリース記念ライブ「面影ラッキーホール誕生20年記念 ハタチの値打ちもない・成人式ツアー」が開催。東京公演にはオープニングアクトとして
面影ラッキーホール「on the border」収録曲
01. コモエスタNTR
02. おかあさんといっしょう
03. 制服で待っていて
04. くちにだしてね
05. ベジタルぶる~す
06. Wet.
07. 北関東の訛りも消えて
08. 四つん這いスゥイーツ
09. レス春秋
面影ラッキーホールは日本の大衆音楽史にあって、
あきれたぼういずやトニー谷、森進一や青江美奈、
ぴんから兄弟と殿様キングス、三上寛や友部正人、
友川かずきや中島みゆき、ソー・バッド・レビュー
やビブラストーンズ(ビブラストーン)、そしてなにより
JAGATARA、そうした先進がやりえなかったことを、
あえて引き継いでいる歌謡ファンク集団である。
人によっては安田明とビートフォークに近しい
ソウルと演歌の結合の妙を感得するであろう。
しかしそれはバンドの一面である。
面影ラッキーホールは米沢嘉博の大著
『戦後エロ漫画史』を紐解くものであり、
赤松啓介を音楽で読み継ぐ者である彼らは、
ふざけるな、というかわりに、よいしょっとという
でもやるんだよの人々である。
湯浅学(幻の名盤解放同盟 / 湯浅湾)
面影ラッキーホール誕生20年記念 ハタチの値打ちもない・成人式ツアー
2012年8月19日(日)東京都 WWW
OPEN 17:00 / START 18:00
オープニングアクト:LASTORDERZ
2012年8月26日(日)大阪府 心斎橋Janus
OPEN 17:00 / START 18:00
料金:前売 3000円(両公演共通・ドリンク代別)
一般発売:2012年6月30日(土)
先行受付:2012年6月20日(水)12:00~6月27日(水)18:00
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リンク
- 面影ラッキーホール(OMOKAGE LUCKY HOLE) - アーティスト情報 - P-Vine,Inc.
- 面影ラッキーホール - スケジュール - WWW
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音楽ナタリー @natalie_mu
面影ラッキーホール1年ぶりアルバム&誕生20年記念ツアー http://t.co/aaw8RSeH