川﨑桜(
夢だったソロ写真集
2022年に5期生としてグループに加入した川﨑。“さくたん”の愛称で親しまれ、あざとさとかわいらしさを併せ持つキャラクターで支持を集めてきた。2024年には5期生11名による写真集「あの頃、乃木坂にいた」が刊行されたが、ソロ写真集は今作が初。ソロ写真集の発売が決定した際の心境を問うと、川﨑は「グループ活動で成し遂げたい夢の1つだったので、率直にすごくうれしかったです」と当時を振り返る。
同期では五百城茉央、井上和に続く3人目のソロ写真集となり、「いつかは自分も」という思いを抱いていた一方で、実際に決まった際には「本当に自分でいいのか」「自分で写真集が成り立つのか」という不安もあったと明かした。しかし情報解禁後、写真集のX公式アカウント(@sakuraphotobook)のフォロワー数は立ち上げ24時間で8万人を突破。その後も先行カットが公開されるたびに話題を集め、パネル展も坂道グループのソロ写真集としては最大規模で展開されるなど、大きな反響を呼んでいる。こうした反応について川﨑は、「日々、どうすればファンの方に喜んでもらえるかを考えながら活動してきたので、皆さんが本当にうれしそうに『おめでとう』と言ってくださることが、とてもうれしいです。やってよかったと思いました」と安堵したような表情を見せた。
乃木坂46の自分と、乃木坂46ではない自分の両方を見せられる1冊に
本作のロケ地はフランスのパリとニース。パリを選んだ理由を聞くと、「パリはファッションの街なので、女の子の憧れだと思うんです。ずっとパリで撮るのが夢でした」と、ファッション好きの川﨑らしい言葉が返ってきた。パリは以前、旅行で訪れたことがあったというが、彼女がニースを訪れたのはこれが初めて。「現地の方々がとても陽気で、明るく話しかけてくださったので、その明るさに引き出してもらえた表情もたくさんあります。ニースでは街の明るさに助けられました」と振り返る。一方でパリでは、洗練された街並みによって大人びた一面が引き出されたと語った。
全176ページにわたる本作は、ファッション好きの川﨑がこだわり抜いた多彩な衣装も見どころの1つ。私服やドレスなどさまざまなスタイリングが収められている中でも、とりわけ彼女らしさが表れているのが、自身もデザインに参加したドレス風衣装で臨んだパリのスケート場のカットだ。小学生の頃からフィギュアスケートに打ち込んできた川﨑は「今の私があるのはスケートをやってきたから」と断言。「乃木坂46の私と、乃木坂46ではない私の両方を見せられる1冊にしたいと思っていたので、スケートを滑っているときは昔の自分というか、素の自分を見せられたと思います」と手応えを語った。
一方で、“乃木坂46の川﨑桜”を強く感じさせるのが、5期生曲「17分間」のミュージックビデオをオマージュしたグレーの制服に身を包んだカット。同曲は自身が初めてセンターを務めた楽曲でもあり、撮影を振り返り彼女は感慨深さをにじませる。制服のみならず、バス停やポニーテールなど歌詞の世界観を想起させる要素が随所にちりばめられた、ファンならば思わず頬が緩む仕上がりだ。
自分の笑顔があまり好きじゃなかった
写真集取材の定番質問である「一番好きなカット」を尋ねると、川﨑は「本当に全部お気に入りで……」と、ページをめくりながら考え込む。そこで印象に残っているカットを選んでもらうと、楽しげにトランプに興じる日常感あふれる1枚を挙げてくれた。撮影時間が限られる中、スタッフとババ抜きをしている際に収められたものだそうで、自分の素の笑顔が印象的だと語った。
ライブでも愛嬌たっぷりの笑顔を見せる川﨑だが、もともとは自分の笑顔が好きではなかったという。そんな中で憧れたのが、グループの先輩である4期生・賀喜遥香の笑顔。「乃木坂46に入ってから、賀喜さんのような笑顔をしたいと思ってたくさん練習しました。だからアイドルとして笑うときは『こういう笑顔ができたらいいな』と考えてしまうので、素の表情は出せていないんです」と正直な思いを吐露する。一方で、「でもトランプのカットはめっちゃ素の表情なので、ファンの方も見たことのない私の笑顔なんじゃないかなと思います」とアピールした。
活動5年目、乃木坂46のメンバーとして
今年2月、乃木坂46に加入して5年目を迎えた川﨑。大人数グループの中で、個性豊かな同期に囲まれながら、彼女は自身の立ち位置やキャラクターに悩んできたという。活動5年目を迎えた現在の心境について問うと、彼女が大きな転機として挙げたのは、昨年夏にリリースされた39thシングル「Same numbers」。この曲で同期の一ノ瀬美空とともにフロントメンバーを務めた川﨑は、「自分がそのポジションに選ばれた意味をずっと模索していた期間でしたし、とにかく自分の色を出す期間にしようと思ってました」と当時を振り返る。
同年に行われた全国ツアーや、その最終地である“聖地”東京・明治神宮野球場での経験について川﨑は「自分の思い描く“さくたん”になればいいんじゃないかと考え、それを実行できた期間でした」と手応えを語り、「これまではどうしたらいいのか迷うことも多かったですが、自分で決めてまっすぐ進めたのは大きかったです。最近、変われた部分なのかなと思います」と心境の変化を明かした。さらに、写真集の撮影を終えたことでも気持ちに変化が生まれたといい、「撮影前は本当に不安だったんですけど、その不安を乗り越えられたことが自分の中ですごく大きくて、自信につながりました」と胸を張る。「今の自分にできることはすべて準備して撮影に臨んだので、本当に満足している1冊になりました。そこで自信がついたかもしれません」と語った。
先日、キャプテンの梅澤美波が乃木坂46からの卒業を発表し、グループがまた1つ大きな変化を迎えようとしている中、メンバーとしての自身のあり方について聞くと、川﨑は「乃木坂46特有の優しさや温かさがすごく好きで。先輩方の助けや、かけていただいた言葉のおかげで今の自分があると思っています。それを後輩につないでいけるようになりたいです」とグループへの深い愛情をにじませた。
最後に川﨑は、写真集の発売を心待ちにするファンへ向けて、本作が男女問わず楽しめる内容になっているとアピール。「女性ファンの方には、こだわりが詰まったファッションも参考にしていただけたらうれしいですし、“彼女感”をテーマにしているので、男性ファンの方には常に新鮮な気持ちでドキドキしていただけたらと思います」と笑顔を見せた。
கவி தா🇮🇳 @kavitha129
@natalie_mu @sakuraphotobook 川﨑桜、自信咲く瞬間 🌸📘