Sakurashimejiが“思い出の地”大宮アルシェで路上ライブ!11年前と今が交錯したフリラツアー最終公演

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Sakurashimejiが本日11月3日に埼玉・大宮アルシェの特設ステージでフリーライブツアーの最終公演を行った。

Sakurashimeji(撮影:鈴木友莉)

Sakurashimeji(撮影:鈴木友莉)

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4thアルバム「唄うこと、謳うこと」のリリースを記念し、8月末から各地を回ったフリーライブツアー。最終公演を前に、Sakurashimejiの2人は大宮アルシェ前にて “サプライズ路上ライブ”を決行した。今から11年前、ユニット結成から間もない2014年8月3日に初めてストリートライブを行った思い出の場所に再び立った田中雅功と髙田彪我は、1曲目にスピッツの名曲「チェリー」のカバーを披露。歌声が響き渡ると通りすがりの人々が思わず足を止め、2人の演奏に耳を傾けた。続いて披露されたのはニューアルバムのリード曲「ガラクタ」。11年前と同じ場所、同じ景色の中で奏でられた、今のSakurashimejiの音楽に、観衆からは歓声と拍手が送られた。

大宮アルシェ前で行われたストリートライブの様子。(撮影:鈴木友莉)

大宮アルシェ前で行われたストリートライブの様子。(撮影:鈴木友莉) [拡大]

そして迎えた特設ステージでの最終公演。2人は1曲目に、11年前にも披露したデビューシングル収録曲「きのうのゆめ」をセレクトする。続いてニューアルバムから「who!」を届けて一気に会場の熱気を高めたのち、「simple」が始まると客席からは歓声が上がり、ファンのテンションは最高潮に達した。

田中雅功(撮影:鈴木友莉)

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MCでは雅功が「ただいま大宮!」と力強く挨拶。そして「僕らが結成して初めてパフォーマンスをしたのが、この大宮アルシェでの路上ライブでした。当時は『いつかここを人で埋めたい』という気持ちでやり続けてきました。本当に僕らにとって大切な場所です」と続けると、観覧エリアからは温かい拍手が送られる。そんなひとときを経て「ガラクタ」へと展開すると、雅功はギターを置き、彪我のアコースティックギターの音色に乗せてハンドマイクでまっすぐな思いを歌い上げた。

髙田彪我(撮影:鈴木友莉)

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「こんなにたくさんの人が来てくれるなんて!」と驚きの表情を見せた雅功が「11年前に僕たちを見た人いますか?」と問いかけると、客席の中には当時の路上ライブを観ていたというファンの姿も。さらに、会場の大宮アルシェからは「お帰りなさい」のメッセージとともに当時の写真入り特製ケーキがプレゼントされるサプライズもあり、懐かしさと感動が入り混じる、温かな時間が流れていく。

フリーライブツアー最終公演の様子。(撮影:鈴木友莉)

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2人が主演を務めたドラマ「カプカプ」の主題歌である「いつかサヨナラ」でライブは後半へ。続く「ランドリー」では観客との大合唱で一体感を生み、再び会場の熱気はピークに達した。最後のMCで雅功は「今日は大宮アルシェをライブハウスにしにきました! Sakurashimejiです! 最後の曲です!」と宣言し、2人はラストナンバーとして「大好きだったあの子を嫌いになって」を演奏。疾走感のあるギターと観客の手拍子が重なり、ステージは感動のうちに幕を閉じた。

髙田彪我(撮影:鈴木友莉)

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読者の反応

Sisi D🫅🏽🇫🇮 @HerRoyalDupcy

@natalie_mu フリラツアー最終公演で昔と今が交錯する瞬間、素敵ですね

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