細野晴臣の活動55周年企画が都内で、映画上映会やポップアップショップなど同時開催

2025年10月25日 11:12 88 2 音楽ナタリー編集部

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細野晴臣の音楽活動55周年を記念したさまざまな企画が、都内を中心に同時展開される。

細野晴臣とは？

1947年生まれ、東京出身の音楽家。エイプリル・フールのベーシストとしてデビューし、1970年に大瀧詠一、松本隆、鈴木茂とはっぴいえんどを結成する。1973年よりソロ活動を開始。同時に林立夫、松任谷正隆らとティン・パン・アレーを始動させ、荒井由実などさまざなアーティストのプロデュースも行う。1978年に高橋幸宏、坂本龍一とイエロー・マジック・オーケストラ（YMO）を結成し、松田聖子や山下久美子らへの楽曲提供を手掛けプロデューサー / レーベル主宰者としても活躍する。YMO「散開」後は、ワールドミュージック、アンビエントミュージックを探求しつつ、作曲・プロデュースなど多岐にわたり活動。2016年には、沖田修一監督映画「モヒカン故郷に帰る」の主題歌として新曲「MOHICAN」を書き下ろした。2017年11月に6年半ぶりとなるアルバム「Vu Jà Dé」をリリースした。2018年には是枝裕和監督の映画「万引き家族」の劇伴を手がけ、同作で「第42回日本アカデミー賞」最優秀音楽賞を受賞。2019年3月に1stソロアルバム「HOSONO HOUSE」を自ら再構築したアルバム「HOCHONO HOUSE」を発表した。2019年に音楽活動50周年を迎えた。

細野晴臣［拡大］

エイプリル・フールのベーシストとしてデビューして以降、長年にわたって多彩な音楽を世に送り出してきた細野。10月31日まで東京・銀座メゾンエルメスル・ステュディオでは、映画好きでもある彼がセレクトした「ぼくの伯父さん」「許されざる者」「オオカミの家」「骨」という映画作品の上映企画を実施している。入場無料の予約制となるので、気になる作品がある人は足を運んでみよう。

「ランタンエルメス特別上映会」告知ビジュアル［拡大］

本日10月25日から東京・Dover Street Market Ginzaで展開される「Open House」では、細野の2ndソロアルバム「トロピカル・ダンディー」50周年記念コレクションを限定アイテムとともに販売。東京・タワーレコード渋谷店では、10月28日から11月3日にかけてポップアップストア「細野晴臣55th Anniversary × TOWER RECORDS SHIBUYA POP UP SHOP」を展開する。これは細野がSPEEDSTAR RECORDSから発表したアルバム7作品のアナログが10月29日に再発されることに合わせての企画で、アナログやオフィシャルグッズが購入できる。期間中にアナログもしくはグッズを税込2000円以上購入した人には、先着でオリジナルポストカードが配布される。